2017年12月7日木曜日

TOYOTA AE86 フロントリップスポイラー Vol.4


こちらはTOYOTA AE86 フロントリップスポイラーです。
ベースカラーの乾燥が終わりましたので、これから水圧転写に入ります。

 

弊社の一度に水圧転写できる大きさは、およそ140×50ぐらいかなと思います。今回のリップスポイラーは横幅が140を超えてしまいましたので一度で水圧転写が行えません。なので、分割して水圧転写していきます。分割のやり方はたくさんあるんですが、こちらのリップスポイラーを2分割してしまうと、つなぎ目がちょうど真ん中に出来てしまいます。取り付け後につなぎ目が目に留まる位置は避けたいので、今回は3分割にしてつなぎ目を目立たなくさせていこうかなと思います。
上の写真はマスキングしたモノです。つなぎ目はコーナーのところにしました。ただ、マスキングを縦に真っ直ぐ切るのもどうかな?と思いましたのでナナメにカットしてみました。この方が自然かなと思いますし、前から見た時と横から見た時でそれぞれ独立した見方が出来るかなと思います。ちなみにナナメ前からは…見ないでください。苦笑

 

マスキングが終わったら水圧転写に入ります。
オーダーいただいた柄は、綾織りシルバーカーボン柄です。
水を張ったらその上に転写フィルムを浮かべます。(左の写真)

転写フィルムを浮かべて一定時間経過したら結合剤(シンナー)を塗布して、上からリップスポイラーを沈めていきます。(右の写真)



リップスポイラーを沈めきったら水中から引き上げます。(上の写真)
いい感じです。笑
今回は3分割の水圧転写転写ですので、あと2回水圧転写が残っています。なので、よく水で洗浄したら一旦乾燥させます。

 

さて、乾燥が終わりましたので2回目の水圧転写に入ります。
まずは片側ですね。
左の写真はマスキングしたモノになります。
右の写真は水圧転写後です。
こちらもいい感じですよ。笑
続けてもう片側にいきたいところですが、水圧転写は水分が残っていると柄がつかないんですよね。なので、一旦乾燥させて水分を飛ばします。

 

さてさて、乾燥が終わりましたので、先ほど同様にマスキングして水圧転写します。
こちらもいい感じです。笑

それでは、作業は中塗りクリヤーコートまで終わっています。ご依頼では水圧転写後にカラークリヤーの塗装も承っていましたね。引き続き、作業を進めさせていただきますね。もうしばらくお待ちくださいませ。

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