2019年1月19日土曜日

KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウル Vol.5



KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウルが完成しました。作業内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装(2色塗り分け)
・3コートキャンディ仕様(キャンディオレンジ)
・2コートメタリック仕様(ブラックメタリック)
・クリヤーオーバーコート
・調色(2色)

🔹下地作業
・キズ修正

🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング

となります。

 

ご依頼いただいた色はボディ色になる、ブラックメタリックとキャンディオレンジになります。それぞれ調色作業を行わせていただきました。
左の写真は、お客様からお借りしていたカラーサンプルと比較したモノになります。キャンディカラーは既存の色と同じ色合いにするのがむずかしいんですが、なんとか同じ色合いに仕上がったのではないかなと思います。汗

キャンディオレンジのラインのデザインはお客様が考案されたんですが、こうして見るとお客様のセンスの良さが伺えますね。私は絵が描けないので、こういったセンスの良さに憧れます。大変勉強になりました。

さて、本日お客様がご来店され納めさせていただきました。
完成したシングルシートカウルを前に、大変お喜びになられていました。この後、お客様はミーティングに参加するそうなんですが、その際にみなさんに自慢するとのことです。笑

 

上の写真は、ご来店いただいた際にお客様がお取り付けになられましたので、写真を撮らせていただきました。撮影では、ここぞとばかりにお客様にバイクの向きをたくさん注文してしまいましたね。汗
お客様、ご協力ありがとうございました。

それでは、この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。また、遠方よりご来店いただきまして、誠にありがとうございました。

2019年1月17日木曜日

KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウル Vol.4


こちらは、KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウルです。前回の作業では、2色目の塗り分け塗装を行わせていただきました。塗膜の乾燥が終わりましたので、これからクリヤーオーバーコートに入ります。


上の写真では見づらいかもしれませんが、塗り分け塗装で出来た塗膜の段差が生じています。今回、クリヤーオーバーコートを行う理由は、この塗り分け塗装で出来た塗膜の段差をフラットに仕上げるためになります。

 

まずは、塗り分け塗装で出来た塗膜の段差をサンディングペーパーでサンディングします。(左の写真)
右の写真はサンディング後になります。
すっきりフラットに仕上がりました。笑

ところで、今回の塗り分け塗装の手順は、3コートキャンディ仕様のキャンディオレンジをベタ塗りした後、2コートメタリック仕様のブラックメタリックで塗り分け塗装を行いました。このような作業工程にした意味ってなんだか分かりますかね?汗

3コートキャンディ仕様は塗膜が厚くなる傾向にあります。それに対して2コートメタリック仕様は、3コートキャンディ仕様に比べて塗膜を薄く仕上げることが出来ます。

今回の塗り分け塗装の手順をブラックメタリック→キャンディオレンジとした場合、塗り分け塗装で出来る塗膜の段差が高くなってしまいます。そうなると右の写真のように、クリヤーコート後のサンディングでフラットになる確率が低くなります。(フラットにする前にクリヤーベースを突き破ってベースカラーを傷めてしまいます)

そういった場合は、サンディング→クリヤーコート→熱乾燥→サンディング→クリヤーコート…とクリヤーコートを何層にも分割しながら徐々に塗膜をフラットに仕上げていきます。ただ、クリヤーオーバーコートを繰り返してしまうと費用が嵩んでしまうんですよね。汗

そこで、塗膜が厚くなってしまう3コートキャンディ仕様を1番目に塗装して、染まりの良い2コートメタリック仕様で塗り分け塗装を行わせていただきました。その甲斐もあってか、1回のクリヤーオーバーコートでフラットに仕上げられそうです。汗

 

さて、サンディングが終わりましたので、クリヤーオーバーコート用のセッティングを行います。(左の写真)
ちなみにクリヤーオーバーコートで使用するクリヤーベースは、クロマックス塗料の【3800S】になります。(右の写真)
【3800S】は当店のピアノブラック仕様のトップコートに使われていますが、クリヤーオーバーコートでご依頼いただいた場合でも使用させていただいております。【3800S】は肉持ち感が高いので、塗り分け塗装で出来た塗膜の段差処理には最適なクリヤーベースかなと思います。

 

さてさて、セッティングが終わりましたので、クリヤーオーバーコートを行います。(上の写真)
塗膜の段差は、1回のクリヤーオーバーコートでフラットに仕上がったのではないかなと思います。汗

それにしても、テロンテロンです。笑
もともと彩度の高いキャンディオレンジですが、その彩度がさらに加速しているように見えます。笑

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、ガラスコートとポリマーコートを施工して完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年1月16日水曜日

KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウル Vol.3

 

こちらは、KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウルです。前回の作業では、1色目のキャンディオレンジの上塗りを行わせていただきました。塗膜の乾燥が終わりましたので、これから2色目の上塗りに入ります。

 

まずは、塗料のノリを良くするための足付け(研磨)を行います。(左の写真)
足づけ(研磨)の範囲ですが、塗り分け塗装後に全体へクリヤーコートを行いますので、全面に行っています。

塗り分け箇所は、右の写真のマスキングしたところになります。右の写真では片側のみマスキングを行っていますが、ご依頼では左右に2本のラインを走らせるよう承っています。マスキングの位置なんですが、こちらはお客様がご来店いただいた際に、シングルシートカウルの形状に合うよう打ち合わせをさせていただきました。

 

さて、足づけ(研磨)が終わりましたので、マスキングテープでラインのワク決めを行います。(上の写真)
写真では分かりづらいですが、実はシングルシートカウルの形状はキッチリ対称になっていないんですよね。メジャーを使って採寸して目視で確認すると、微妙に左右の長さやセンターの位置がズレているように見えてしまいます。なので、メジャーである程度の見切りをつけて、あとは目視でおかしくない位置になるよう微調整を行っています。

 

さてさて、ラインのワク決めが終わったら、塗らない箇所のマスキングをしっかり行います。(左の写真)
マスキングが終わったらベースカラーを塗装します。(右の写真)
こちらのベースカラーは、先日調色を行わせていただいたブラックメタリックになります。

 

ベースカラーの塗装が終わったらマスキングを解除します。(左の写真)
マスキングを解除したら、全体へクリヤーコートを行います。(右の写真)

 

イイ感じです。笑
2本のライン達もちょうどいいバランスで駆け抜けてくれました。汗

それでは、残す作業はクリヤーのオーバーコートですね。塗膜の乾燥が終わりましたら作業を進めさせていただきます。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年1月15日火曜日

KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウル Vol.2


こちらは、KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウルです。前回の作業では、1色目の調色とキズの補正を行わせていただきました。下地剤の乾燥が終わりましたので、これから2色目の調色と上塗りを行っていきます。


上の写真は、お客様からお借りしたカラーサンプルになります。
色は3コートキャンディ仕様になります。
色合いの傾向としては、当店のキャンディカラーであるサンセットオレンジ(赤味のオレンジ)をベースに、足りない赤味をパッションレッドで微調整…といった具合かなと思います。


上の写真は調色後になります。
キャンディカラーはピッタリ同じ色合いになりづらいんですが、なんとか良い塩梅に収まったのではないかなと思います。汗

 
さて、調色が終わりましたので上塗りに入ります。
塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)が終わったら、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)

ところで、今回はブラックメタリックカラーとキャンディオレンジカラーの2色を使って塗り分け塗装を行いますが、上塗りはキャンディカラーから行っていきます。何故キャンディカラーからなの?…これは、3コートキャンディ仕様はコート回数が多くなるため塗膜が厚くなってしまうんですよね。なので、マスキングで見切りをつけてしまうと見切り部がガタガタになってしまったり、塗膜の段差が強く生じてしまいます。
また、キャンディカラーは見切り部がニジミやすいんですよね。
例えば、白を塗装した後、マスキングしてキャンディカラーを塗り分け塗装を行ったとします。キャンディカラーの塗装後にマスキングを解除して全体へクリヤーコートを行うと、見切り部のキャンディベースがクリヤーベースで動いてしまいニジんでしまうんです。なので、3コートキャンディ仕様はマスキングしたり塗り分け塗装をしないで、単体で塗装を行うようにしています。

さてさて、セッティングが終わったら、ベースカラーのシルバーメタリックを塗装します。(右の写真)
ちなみにベースカラーのシルバーメタリックは、色をつけたいところ周辺で留めています。余計な塗膜の厚づけはトラブルの元ですからね。

 
ベースカラーのシルバーメタリックの塗装が終わったら、キャンディカラーを使ってカラークリヤーコートを行います。(右の写真)


上の写真は、お借りしたカラーサンプルと比較したモノになります。
調色は行っていますので色は問題ないんですが、3コートキャンディ仕様はカラーリングの微調整が非常にシビアになります。薄い場合でしたら濃く出来ますが、一旦濃くしてしまうと薄くすることが出来ません。なので、カラーリング中は1コートずつ、お借りしたカラーサンプルと比較しながらカラーリングを行っています。その甲斐もあってか、ドンピシャ!…の色合いになったのではないかなと思います。汗

それでは、1色目の上塗りが終わりましたので、次回は2色目の上塗りに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年1月14日月曜日

HONDA モンキー ライセンスランプカバー Vol.4


HONDA モンキー ライセンスランプカバーが完成しました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。
🔸ご依頼内容
🔹水圧転写
・ベースカラー:ソリッドブラック
・転写フィルム:綾織りシルバーカーボン柄
・カラークリヤー塗装:ベルベットブラック

🔹下地作業
・スムージング
・下地剤:プラスチック専用プライマー、サーフェーサー

となります。

 

右の写真は施工前になります。
こうして施工後と比較してみると、まったく別のパーツに見えますね。笑

それにしても、加飾は驚きと感動があるから楽しいですね。笑
私が今まで続けてこれたのも、そんな驚きと感動の渦の中でグルグルと回されているからなのかもしれません…って、それも完成した姿を見て感じるものなんですけどね。(大半は地味な作業なので…苦笑)

それでは発送しますね。
この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

KAWASAKI W400 パニアケース Vol.3


KAWASAKI W400 パニアケースが完成しました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装
・ピアノブラック仕様

🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング

となります。

 

パニアケースはフタとボディとが分割されていました。接合部はリベットで取り付けてありましたので、施工前に取り外して、施工後に再度リベットで取り付けてあります。ちなみにリベットは取り外してしまうと再使用出来ませんので、新品を使用させていただきました。

それにしても、テロテロです。笑
今回はピアノブラック仕様にガラスコーティングとポリマーコーティングを施工させていただいたので、グロス度がさらに高くなっているかなと思います。笑

ところで、休憩する際にはイスに座ってご依頼品達を眺めることがあるんですが、完成したパニアケースの色の深みやツヤ感を眺めていて、まるでグランドピアノのような質感かなと感じました。(←ちょっと大げさかもです…苦笑)
ただ、工程を追うごとにツヤ感が増しているなと感じたことは間違いないかなと思います。個人的には、作業工程を追うごとに様変わりしていく塗膜を見ているのがスキなんですよね。変態なのかもしれません。苦笑

さて、そんな気分をお客様にもいち早く味わっていただきたい…というワケで、発送しますね。笑
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

2019年1月12日土曜日

KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウル Vol.1


KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウルの加工依頼を承りました。作業内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装(2色塗り分け)
・3コートキャンディ仕様(キャンディオレンジ)
・2コートメタリック仕様(ブラックメタリック)
・クリヤーオーバーコート
・調色(2色)

🔹下地作業
・キズ修正

🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング

となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

それでは作業に入らせていただきます。

まずは調色から行っていきます。
調色する色は、左の写真のキャンディオレンジと右の写真のシングルシートカウルに塗装されているブラックメタリックになります。シングルシートカウルのブラックメタリックはツヤ消し仕様になっていますが、ご依頼では、ツヤ有り仕様で承っています。

作業工程をご説明させていただきます。
キャンディオレンジはカラーサンプルをお借りしていますので、いつでも調色が可能になります。ただ、ブラックメタリックのカラーサンプルはシングルシートカウルでして、キズ修正を承っていますので、後々下地剤を塗装してしまいます。そうなるとカラーサンプルが無くなってしまうので、今回はブラックメタリックのみを調色しておきます。

🔸作業工程
① 調色(ブラックメタリック)
② キズ修正
③ 調色(キャンディオレンジ)
④以降 各種上塗り

といった流れになります。

 

さて、ブラックメタリックの調色を行っていきます。
シングルシートカウルはツヤ消し塗装が施されていましたので、色を明確にするためコンパウンドで磨いてツヤを出しておきます。(左の写真)
右の写真は、磨き後になります。

 

当店はクロマックス塗料を使用していますが、各メーカーの色は配合データが作成されていて、ネットを介して色の配合データを見ることが出来ます。この配合データがあると、調色の初手が大幅に短縮されるので、大変ありがたいツールになります。笑
ただ、自動車メーカーには強いんですが、バイク系はほぼ無いに等しいです。苦笑
なので、一からの作成になりますが、それでも少しでま時間短縮を図りたいので(苦笑)、自動車メーカーで作成したカラーチップの中から1番近い色を選んで、そこから色を動かしていこうかなと思います。

左の写真は、豊富なカラーチップの中から選んだ至極の1枚になります。笑
今回選んだ色は、【TOYOTA グラファイトブラック】になります。カラーコードは、209ですね。
右の写真には色名やカラーコード、作成日なんかが記載されています。これらをクロマックスのネットに入力すると、そのカラーチップの配合データを見ることが出来ます。

 

左の写真は配合データになります。
この配合データをベースに色を動かしていきます。
右の写真は調色後になります。
イイ感じの色合いになったかなと思います。汗

 

さてさて、調色が終わりましたのでキズの修正に入ります。
キズは細かいモノでしたが、あちこちにありました。(左の写真)
なので、サンディングでキズの修正を行ったら、全面に下地剤のサーフェーサーを塗装させていただきました。(右の写真)
サーフェーサーの色なんですが、この後の上塗りをキャンディオレンジにしようかなと思いますので、染まりやすくするため明るめにしてあります。

それでは、次回はキャンディオレンジの調色に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウル Vol.5

KAWASAKI NINJA400 シングルシートカウルが完成しました。作業内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。 🔸ご依頼内容 🔹塗装(2色塗り分け) ・3コートキャンディ仕様(キャンディオレンジ) ・2コートメタリック仕様(ブラックメタリック)...