2019年1月31日木曜日

MITSUBISHI デリカD5 ルームランプカバー Vol.2



こちらは、MITSUBISHI デリカD5 ルームランプカバーです。前回の作業では、上塗りを行なわせていただきました。ご依頼ではピアノブラック仕様で承っていますので、これから2回目のクリヤーコートに入ります。


ところで、スプレーガンで塗装を行うと、少なからず塗膜に肌(凹凸)が残るんですよね。塗料はスプレーガンで微粒化して吐出しているんですが、微粒化といっても、細かく見ると小さなタマ状になっているんです。これが、コート回数が増えるたびにタマ状が重なって、塗膜に肌(凹凸)が生まれていきます。この塗膜の肌(凹凸)が残っている状態でクリヤーコートを行ってしまうと、さらに塗膜の肌(凹凸)が大きくなってしまいます。

そこで、サンディングペーパーを使って凸部をサンディングして平らにしておきます。(上の写真)
ちなみにですが、ここでのサンディングは凸部を低くする程度なので、サラッと行っています。あまりやり過ぎてしまうとクリヤーベースを突き破ってしまいますからね。汗

 

さて、サンディングが終わったら、2回目のクリヤーコート用のセッティングを行います。(左の写真)
セッティングが終わったらクリヤーコートを行います。(右の写真)

2回目のクリヤーコートでは、通常塗装でご依頼いただくクリヤーベースよりワンランク上に当たる、クロマックス塗料の【3800S】を使っています。【3800S】は塗膜硬度が高く、優れた耐擦傷性を持っています。また肉持ち感もよく、通常のクリヤーベースよりも厚膜に仕上げることができます。

ちなみに【3800S】の使用に関してですが、ピアノブラック仕様やオーバークリヤーコートでご依頼いただいた場合のみとなります。ご了承くださいませ。汗

 

上の写真もクリヤーコート後になります。
テロンテロンです。笑

こうしたテロンテロン仕様にしてくれたのも、土台になる1回目のクリヤーベース無くして語れませんね。今回も塗料達が良い仕事をしてくれました。笑

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、ガラスコートとポリマーコートを施工して完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

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