2019年11月29日金曜日

お客様の声

 

こちらは先日納めさせていただきました、SUBARU アウトバック インナーハンドルカバーとスイッチカバーになります。
ご依頼品の到着後にお客様よりメールをいただきましたので、一部ですがご紹介させていただきます。

🔸お客様の声
「美しいピアノブラック塗装ありがとうございます!!」
「感動です!!」
「ワンランクグレードアップした感じです!」
「お願いして本当に良かったです!」

メールの文章が飛び出して来るような勢いのあるお言葉に、ただただ感謝しかございません。
こちらの方こそ、ありがとうございました!!

 




お客様より、お取り付け後のお写真をお送りいただきました。(上の写真)

左の写真はお取り付け前になります。
右の写真はお取り付け後になります。

ピアノブラック塗装にしたことで、車内がギュッと引き締まりましたね。笑
比較画像をお送りいただいたので変化がよく分かって助かります。

ところで、今回のご依頼品はお客様のブログでもご紹介いただいたそうです。
何から何まで至れり尽くせりでバチが当たりそう…なくらい、お客様には十二分に良くしていただきました。

今回ご依頼いただいた作業風景は当店のブログでもご紹介させていただきました。

🔸株式会社ひきだ ブログ
・タイトル: SUBARU アウトバック インナーハンドルカバーとスイッチカバー Vol.1〜Vol.3
・掲載期間:2019年11月13日〜2019年11月16日

みなさんもご覧くださいませ。

東京都にお住まいのH様、この度は当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました。
また、いろいろとお気に留めていただきまして、誠にありがとうございました。

2019年11月28日木曜日

HONDA オデッセイ RC1 フロントグリル塗装 Vol.2

 

HONDA オデッセイ フロントメッキグリルが完成しました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹2コートパール塗装
・カラー:ブラックパール(カラーコード:NH731P)

🔹下地作業
・表面処理:密着剤
・下地剤:サーフェーサー(ノンサン仕様)

となります。

 

左の写真は施行前になります。
もともとブラックメッキ調で加飾されていました。

今回ご依頼いただいたフロントメッキグリルは、前回ご依頼いただいたフロントメッキグリルの上部に取り付けられるそうです。
色合いを統一されたことで、フロント廻りに一体感が生まれそうですね。笑
お取り付けが楽しみです。

それでは発送しますね。
千葉県にお住まいのN様、この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

2019年11月27日水曜日

HONDA civic typeR FK8 オーディオパネルと空調パネル Vol.3

 

こちらは、HONDA シビック オーディオパネルと空調パネルになります。
前回の作業では、オーディオパネルと空調パネルのピアノブラック塗装が終わりました。
上の写真は、空調パネルに付属されていたパーツになります。
こちらは2コートメタリック塗装で承っていますので、これから上塗りを行っていきます。

 

塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)が終わったら、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)

ご依頼品はプラスチック素地でしたので、プラスチック専用プライマーを塗装します。(右の写真)

 

プラスチック専用プライマーの塗装が終わったら、ベースカラー→クリヤーコートと上塗りを行います。(右の写真)

オーダーいただいたベースカラーはシルバーメタリックになります。

 

イイ感じです。笑

右の写真は、CROMAX社の原色見本帳になります。
今回使用したシルバーメタリックは、ミディアムアルミ(原色コード:Am11)になります。
(右の写真の右側に写っているシルバーメタリックです)

お客様からはシルバーメタリックのご指定がありませんでしたので、こちらのミディアムアルミを選ばせていただきました。
ミディアムアルミの色の傾向としては、CROMAX社のシルバーメタリックの中でもアルミの粒子が中目に位置付けられていて、白さのある明るめのシルバーメタリックになります。
特別なオーダーがない場合やワンポイントで差し色を加える場合などには、ミディアムアルミを選んでいます。
個人的には、クセのないシルバーメタリックかなと思います。

それでは、塗膜の乾燥が終わりました完成になります。
もうしばらくお待ちくださいね。

2019年11月26日火曜日

HONDA civic typeR FK8 オーディオパネルと空調パネル Vol.2

 

こちらは、HONDA シビックオーディオパネルと空調パネルになります。
前回の作業では、上塗り(ベースカラー→クリヤーコート)を行いました。
塗膜の乾燥が終わりましたので、これからクリヤーオーバーコートを行っていきます。

 

当店のピアノブラックはクリヤーコートを2回に分けて行っていますが、2回目のクリヤーコート前には塗膜をサンディングでフラットにしています。
これは、塗装を行うと塗膜に肌(ラウンド)が残るんですが、そのまま2回目のクリヤーコートを行うと、ラウンドがさらに荒くなりモチモチっとした質感になってしまうんです。

左の写真は、サンディングぺーバーでサンディングを行っているところになります。

右の写真はサンディング後になります。
ツルツルになりました。笑

 

サンディングが終わりましたので、クリヤーオーバーコート用のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったらクリヤーオーバーコートを行います。(右の写真)

 

テロテロです。笑

ところで、先ほど塗膜に肌(ラウンド)が残ると書きました。
では、何故に塗膜にラウンドが残ってしまうのか?
それは、ベースカラーの存在が関係しています。
ベースカラーは硬化剤の入らない1液タイプの塗料を使用していますが、1液塗料はクリヤーベースの硬化剤とアンカー結合されて塗膜として形成されます。
言い換えると、クリヤーベースがベースカラーに吸収されているんです。
クリヤーベースの吸収率は、ベースカラーのコート回数が増えれば増えるほど高くなります。

ベースカラーとクリヤーベースを例えるならパチンコかなと思います。
クギがベースカラー、パチンコ玉がクリヤーベースとします。
クギがないパチンコ台は、パチンコ玉がまっ逆さまに落ちていきます。
ただ、クギが張り巡らされたパチンコ台では、パチンコ玉がクギに引っ掛かります。
このパチンコ玉がクギに引っ掛かった箇所が、塗膜の肌(ラウンド)になっていきます。

当店のピアノブラックは、1回目のクリヤーコート後にサンディングを行っているので、2回目のクリヤーコートではクギがない状態になります。
なので、クリヤーベースだけの塗膜になるのでテロテロになります。

…とはいえ、通常塗装でもなるべく塗膜のラウンドを軽減させるようにしているんですよね。汗

例えば、ベースカラーのコート回数やクリヤーコートの塗り方などです。
ベースカラーのコート回数は、上塗り色が染まりやすくなるように下地剤(プライマーやサーフェーサー)の色(明度)を上塗り色に近づけています。
微々たる努力かもしれませんが、たった1コートでも減らせると違うんですよね。汗

クリヤーコートの塗り方は、1回のクリヤーコートを2コートに分けて行ったとします。
1コート目でツヤを出した後、2コート目までフラッシュタイム(指触乾燥)を摂るようにしています。
これは、1コート目のクリヤーベースをベースカラーに吸収させて固めるためです。
十分にフラッシュタイムを摂ることによりクギが張り巡らされた状態になるので、2コート目のクリヤーベースをたっぷりノセることができます。

...とはとはいえ、やはりピアノブラックのツヤ感には勝てませんけどね。苦笑
ツヤ感や色の深みが違うかなと思います。

ちなみにですが、クリヤーベースは溶剤が含まれているので、熱乾燥を行うと溶剤が揮発して、塗膜として残るクリヤー層の割合が低くなるんですよね。
塗りたて直後はツヤ感があったのに、乾燥後にツヤが引けた…クリヤーベースの溶剤含有量にもよりますが、クリヤーコートを追っかけ過ぎていることも原因のひとつかなと思います。

個人的には、塗装は忍耐スポーツのようなモノかなと思っています。
焦らず、急がず、ゆっくりと…この繰り返しが良い方向に向かってくれるのではないかなと思います。
私もせっかちなタイプの人間ですが、塗装を行う際は心掛けるようにしています。汗
お陰様でペーパーゴールド免許です。苦笑

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら完成になります。
次回はシルバーメタリック塗装でご依頼いただいているパーツの上塗りに入ります。
もうしばらくお待ちくださいね。

2019年11月25日月曜日

HONDA civic typeR FK8 オーディオパネルと空調パネル Vol.1


HONDA シビック オーディオパネルと空調パネルの加工依頼を承りました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹ピアノブラック塗装
・カラー:リアルブラック(STANDOX社製水性塗料:スタンドブルー)

🔹2コートメタリック塗装
・カラー:シルバーメタリック(CROMAX社製塗料:センタリ)

🔹下地作業
・下地剤:プラスチック専用プライマー

となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。


それでは作業に入らせていただきます。

まずは、付属パーツを分解します。(上の写真)

 

今回のご依頼では、ピアノブラックとシルバーメタリックの2色で承っています。

左の写真は、ピアノブラックでご依頼いただいたパーツになります。
右の写真は、シルバーメタリックでご依頼いただいたパーツになります。

まずは、ピアノブラック塗装の作業を進めていきます。

 

ご依頼品は艶消しブラック塗装が施されていまして、表面にはシボ模様(凹凸)がありました。(上の写真)

ただ、シボ模様(凹凸)といっても若干でしたので、下地剤(サーフェーサー)は使わないで、サンディングでフラットにしていきます。

 

左の写真は、サンディングペーパーでサンディングを行っているところになります。

右の写真はサンディング後になります。
ツルツルになりました。笑

ただ、シボ模様(凹凸)はフラットになりましたが、旧塗膜(艶消しブラック)がサンディングで剥離され、プラスチック素地が部分的に露出しています。
プラスチック素地には上塗り塗料が密着しづらいので、下地剤(プラスチック専用プライマー)が必要になってきます。

 

さて、サンディングが終わりましたので上塗り用のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら、プラスチック専用プライマーを塗装します。(右の写真)
プラスチック専用プライマーは厚づけすると却って密着性が低くなってしまうので、うす~くコーティングしてあります。

 

プラスチック専用プライマーの塗装が終わったら、ベースカラー→クリヤーコートと上塗りを行います。(右の写真)

オーダーいただいたベースカラーは、リアルブラック(青味のあるブラック)になります。
リアルブラックは、STANDOX社の水性塗料(スタンドブルー)になります。

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、次回はクリヤーオーバーコートに入ります。
もうしばらくお待ちくださいね。

2019年11月23日土曜日

HONDA オデッセイ RC1 フロントグリル塗装 Vol.1


HONDA オデッセイ フロントメッキグリルの加工依頼を承りました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹2コートパール塗装
・カラー:ブラックパール(カラーコード:NH731P)

🔹下地作業
・表面処理:密着剤
・下地剤:サーフェーサー(ノンサン仕様)

となります。
こちらのお客様は以前にも当店をご利用いただいた方になります。
その際の作業経過はブログでもご紹介させていただきました。

🔸株式会社ひきだ ブログ
・タイトル: HONDA オデッセイ フロントメッキグリル Vol.1〜Vol.3
・掲載期間:2019年9月30日〜2019年10月4日

みなさんもご覧くださいませ。

この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

それでは作業に入らせていただきます。

ご依頼品はブラックメッキ調に加飾されていました。(左の写真)
ただ、メッキ上への塗料はノリづらく、通常塗膜よりも耐久性が劣るんですよね。汗
だからと言ってメッキを剥離しての施行がむずかしいため、メッキを剥離しないで上塗りを行っていきます。

右の写真は、塗料のノリを良くするために行った足づけ(研磨)後になります。
少しでも耐久して欲しい…そういった願いを込めて足づけを行っています。苦笑

 

さて、足づけ(研磨)が終わりましたので、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら、表面処理として密着剤を塗布して下地剤(サーフェーサー)を塗装します。(右の写真)

下地剤のサーフェーサーは、【ノンサン仕様】を使っています。

通常のサーフェーサーの作業工程は…
①サーフェーサー塗装
②熱乾燥
③サンディング
④上塗り…となります。

【ノンサン仕様】のサーフェーサーの作業工程…
①サーフェーサー塗装
②自然乾燥
③上塗り…となります。

通常のサーフェーサーの作業工程に比べて、【ノンサン仕様】はサンディングを行いません。
【ノンサン仕様】のサーフェーサーの用途としては、作業時間の短縮や簡易的なシール目的で使われる機会が多いかなと思います。
ただ、ノンサン仕様のサーフェーサーは薄付けになりますので、素材やパテ等をしっかりシールさせたい場合は、通常のサーフェーサーの方がチカラを発揮してくれます。
今回はメッキ表面への簡易的なシール目的でしたので、【ノンサン仕様】のサーフェーサーを選ばせていただきました。

ちなみにですが、【ノンサン】とは【ノンサンディング】の略称になります。
サンディングは行わない…といった意味になります。

 

さてさて、ノンサン仕様のサーフェーサーの塗装が終わりましたので、ベースカラー→クリヤーコートと上塗りを行います。(右の写真)

オーダーいただいたベースカラーは、HONDA車の純正色になりますブラックパール(カラーコード:NH-731P)になります。
色の傾向としては、メインのブラックに色モノとパールが少量入っています。

 

イイ感じです。笑

一見真っ黒に感じますが、パール感もご健在なんですよね。
右の写真なんですが、蛍光灯の光が反射した周辺をよ~くご覧ください。
白いツブツブしたモノが散りばめられているのが分かるかなと思います。
(ピンボケで分かりづらいようでしたらすみません…汗)
このツブツブがパールになります。
パール感は蛍光灯の光では薄れているかもしれませんが、太陽光になるとキラキラと輝いてくれます。

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら完成になります。
もうしばらくお待ちくださいね。

2019年11月22日金曜日

ALFA-ROMEO ジュリエッタ ルーフスポイラー Vol.3

 

ALFA-ROMEO ジュリエッタ ルーフスポイラーが完成しました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹2コートパール塗装
・カラー:ガンメタ(10分艶消し)
・調色作業:ガンメタ(10分艶消し)

🔹下地作業
・補修作業:FRP素地
・下地剤:サーフェーサー

となります。
本日、お客様にご来店いただいて納めさせていただきました。
仕上がりにご満足いただけたようで何よりです。笑


上の写真は、タッチアップミニボトルになります。

当店では、通常塗装でご依頼いただいた方のみ、上塗りの際に余ったベースカラーをタッチアップミニボトルに詰めてお渡ししています。
タッチアップミニボトルには筆が内蔵されていますので、お手を汚さずにタッチアップが行えるかなと思います。

神奈川県にお住まいのO様、この度も当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました。
また、あいにくの雨模様の中、ご来店いただきまして誠にありがとうございました。

2019年11月21日木曜日

曖昧な性格(グレー)に差し色を… Vol.3

 

DAIHATSU コペン ブレーキキャリパーが完成しました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹3コートキャンディ塗装
・カラー:サンセットオレンジ(赤味のオレンジ)

🔹下地作業
・表面処理:サンドブラスト
・下地剤:サーフェーサー

となります。

 

上の写真は、付属品が取り付けられる箇所になります。
こういった箇所はパーツ同士で干渉してしまうので、塗膜が剥がれてしまうことがあります。
なので、作業中はマスキング等で養生を行いながら進めさせていただきました。
ちなみに塗膜のキワを指でなぞっても、段差は感じられないように仕上げてあります。

 

左の写真は施行前になります。
無機質なパーツが見違えてしまいそうなくらいの変貌を遂げています。笑
お客様のお車はダーク系のボディカラーでして、車内にはオレンジ色がワンポイントで使われているそうです。
そのワンポイントとなるオレンジ色を外装パーツにと、今回のご依頼に繋がりました。

当店のブログタイトルはお客様に決めていただいていますが、タイトル通り、イイ感じの差し色になりそうですね。笑
お取り付けが楽しみです。

ちなみにブログタイトルの【曖昧な性格(グレー)】とありますが、私もその内のひとりです。苦笑

それでは発送しますね。
埼玉県にお住まいのY様、この度は当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...