2019年2月28日木曜日

HONDA N-BOX メッキエンブレム Vol.2

 

こちらは、HONDA N-BOX メッキエンブレムです。前回の作業では上塗りを行わせていただきました。塗膜の乾燥が終わりましたので、これからクリヤーオーバーコートに入ります。

 

塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行ったら、クリヤーオーバーコート用のセッティングをします。(左の写真)

クリヤーオーバーコートで使用するクリヤーベースは、クロマックス塗料の【3800S】になります。(右の写真)

今回、クリヤーオーバーコートを行う理由としては、塗膜の耐久性が関係しています。お客様には、メッキ上の塗料はノリづらいことをご説明させていただきましたが、塗膜の耐久性が上がる方法をご相談いただきました。
そこで、メッキ表面処理は密着剤のみの使用となりますので、トップコートで耐久性を上げてみてはとご提案させていただきました。【3800S】は塗膜硬度が高いため、通常で使用しているクリヤーベースよりは飛び石やキズなどの防止に繋がるかなと思います。
お客様には、ご承諾いただきましたね。
ただ、それでもメッキ表面処理は密着剤のみになりますので、通常塗膜よりは剥がれやすいかなと思います。汗

 

さて、セッティングが終わったらクリヤーオーバーコートを行います。(上の写真)
今回は塗膜の耐久性のため【3800S】を使用させていただきましたが、塗膜表面はテロテロです。笑
あとは、塗膜が剥がれないことを祈るばかりです。汗

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、ガラスコートとポリマーコートを施工して完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年2月27日水曜日

TOYOTA スターターリモコン Vol.2



こちらは、TOYOTA スターターリモコンです。前回の作業では、下地剤(プラスチック専用プライマー+サーフェーサー)の塗装を行わせていただきました。塗膜の乾燥が終わりましたので、これから上塗りに入ります。


サーフェーサーのサンディングが終わったら、上塗り用のセッティングをします。(上の写真)

 

セッティングが終わったら上塗りですが、その前に、前回の作業で下地剤(プラスチック専用プライマー+サーフェーサー)を塗装しない箇所がありましたので、上塗り前にプラスチック専用プライマーを吹き付けておきます。(右の写真)

ちなみにサーフェーサーのサンディングの際に、その他のパーツもプラスチック素地が露出している箇所もありました。なので、プラスチック素地が露出した面にもプラスチック専用プライマーを吹き付けあります。

 

プラスチック専用プライマーを塗装したら、上塗り(ベースカラー→クリヤーコート)を行います。(上の写真)

オーダーいただいた色は、TOYOTA イエロー(カラーコード:5A3)になります。
こちらの色は、メタリックやパールを使用しないソリッドカラー(単色)になります。

 

トップコートのツヤ感は、【8分ツヤ消し】で承っています。
ツヤ消し仕様にする場合なんですが、当店ではクリヤーベースにフラットベース(ツヤ消し剤)を添加して行っています。もともとクリヤーベースはツヤが出ますので、塗装直後(上の写真)はツヤがあります。ただ、熱乾燥を行ったり、時間の経過と共に、フラットベース(ツヤ消し剤)が反応して徐々にツヤか消えていきます。

左の写真のパーツなんですが、小さく【BATTERY】のロゴがあるのが分かりますでしょうか?(分かりづらいようでしたらスミマセン…汗)
こちらのロゴはなるべく残したいとお客様が仰っていました。試行錯誤の上、なんとか無事に残せたのではないかなと思います、汗

ところで、上塗りが終わりましたので塗膜の乾燥を行ったら完成なんですが、お客様より、塗膜の乾燥後(組み付け前)に仕上がりを確認されたいと承っています。なので、画像をお送りさせていただいて、ご承認いただいてから組み付け→完成となります。

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら画像をお送りさせていただきます。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年2月26日火曜日

HONDA N-BOX メッキエンブレム Vol.1


HONDA N-BOX メッキエンブレムの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装作業
・ブラックメッキ仕様
・カラー:カラーサンプルより
・メッキ表面処理:密着剤
・クリヤーオーバーコート
・調色作業:ブラックメッキ仕様

🔹メンテナンス
・ガラスコート
・ポリマーコート

となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

それでは、作業に入らせていただきます。

まずは調色を行っていきます。
左の写真は、お客様からお借りしていますカラーサンプルになります。
右の写真は、ご依頼品(ノーマルメッキ)とカラーサンプルを並べたモノになります。
カラーサンプルの色の傾向としては、茶色味を帯びたブラックメッキ仕様になります。


上の写真は調色後になります。
使用した色は、当店のベルベットブラック(色味:茶系ブラック)になります。ただ、ベルベットブラック単体でカラーリングを行うと、黒味が揃う前に茶色味が強すぎてしまいました。そこで、当店のアントブラック(色味:標準ブラック)を加えて、茶色味と黒味が同時に揃うように調整させていただきました。

 

さて、調色作業が終わりましたので上塗りに入ります。

上塗り前の下処理なんですが、メッキ感を生かして行うブラックメッキ仕様やカラーメッキ仕様の場合は足づけ(研磨)が行えません。(足づけで研磨を行うとそのキズがそのまま露わになってしまいます)
なので、メッキ表面処理として、上塗り前に透明な密着剤を吹き付けておきます。

密着剤を吹き付けたら、先ほど調色作業で作成させていただいた色を使って上塗り(ベースカラー→クリヤーコート)を行います。(右の写真)

 

イイ感じです。笑

右の写真は、お借りしていますカラーサンプルと比較したモノになります。
調色作業を行っていますので色の違いは出ないかなと思いましたが、念のため、上塗り中にカラーサンプルと比較しながらカラーリングを行わせていただきました。その甲斐もあってか、ドンピシャな色合いになったのではないかなと思います。汗

それでは、ご依頼ではクリヤーオーバーコートも承っていますので、塗膜の乾燥が終わりましたら、次回はクリヤーオーバーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年2月25日月曜日

TOYOTA 86 マーカーランプ Vol.1


TOYOTA 86 マーカーランプの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔹ご依頼内容
🔸塗装作業
・ブラックスモーク仕様
・カラー:アントブラック
・カラーリング濃度:スタンダード
・レンズ表面処理:密着剤

となります。
ところで、こちらのお客様は以前にも当店をご利用いただいた方になります。この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

それでは、作業に入らせていただきます。

塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行ったら、塗らない面(ウラ面)をマスキングテープで養生して、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら、ベースカラー→クリヤーコートと上塗りを行います。(右の写真)
上塗り前には、レンズ表面処理として密着剤を吹き付けてあります。

オーダーいただいた色は、当店のアントブラックになります。
アントブラックの色味は、ブラック系の中でも標準的なブラックになります。

カラーリング濃度はスタンダードで承っています。

 

イイ感じです。笑

それでは、塗膜の乾燥が終わったら完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年2月22日金曜日

VOLVO V60 センターパネル Vol.3

 
VOLVO V60 センターパネルが完成しました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装作業
・ピアノブラック仕様

🔹メンテナンス
・ガラスコート
・ポリマーコート

となります。

 

右の写真は施工前になります。
今回の塗装範囲は、シルバー枠の外側をピアノブラック仕様で塗装となります。全てベタ塗りしないで、シルバー枠の内側を敢えて塗装しない辺りは、お客様のセンスの良さが伺えますね。手の平サイズほどのパーツですが、その存在感はバツグンです。笑

それでは発送しますね。
この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

2019年2月21日木曜日

TOYOTA スターターリモコン Vol.1


TOYOTA スターターリモコンの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装作業
・2コートソリッド仕様
・カラー:TOYOTA イエロー(カラーコード:5A3)
・トップコート:8分艶消し仕様

🔹下地作業
・下地剤:プラスチック専用プライマー、サーフェーサー

となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

それでは、作業に入らせていただきます。

まずはパーツを分解します。(左の写真)
ご依頼品はプラスチック素地なんですが、表面にはシボ模様(凹凸)がありました。(右の写真)
シボ模様(凹凸)はさほど深くはありませんでしたので、軽くサンディングを行って下地剤を塗装していきます。

 

左の写真のパーツなんですが、小さく【BATTERY】と彫られています。(分かりづらいようでしたらスミマセン…汗)
お客様からは、【BATTERY】のロゴはなるべく残したいとご依頼をいただいています。ただ、下地剤は粘度が高いため、コーティング中にロゴが埋まってしまう恐れがあります。なので、マスキングを行って、下地剤がノラないように養生をしておきます。(右の写真)

ちなみにですが、【BATTERY】廻りにシボ模様(凹凸)がありませんでしたのでこのやり方を採用させていただきました。仮に、【BATTERY】廻りにもシボ模様(凹凸)があったことを考えると…末恐ろしいですね。苦笑

ちなみのちなみにですが、ここでの下地剤の使用目的は、プラスチック素地のシボ模様(凹凸)のために行います。養生した面はプラスチック素地のままになりますので、上塗り塗料が密着しません。なので、上塗りを行う直前に下地剤を吹き付ける予定でいます。

 

さて、プラスチック素地表面のシボ模様(凹凸)を軽くサンディングを行ったら、下地剤のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら下地剤を塗装しますが、プラスチック素地にサーフェーサーは密着しませんので、一旦プラスチック専用プライマーを塗装します。(右の写真)
プライマー系の塗料は厚塗りすると剥がれの原因になりますので、サッと吹き付けてあります。

 

プラスチック専用プライマーの塗装が終わったら、サーフェーサーを塗装します。(上の写真)

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、次回は上塗りに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年2月20日水曜日

VOLVO V60 センターパネル Vol.2

 

こちらは、VOLVO V60 センターパネルです。前回の作業では、上塗りを行わせていただきました。ご依頼ではピアノブラック仕様で承っていますので、これから2回目のクリヤーコートに入ります。

 

塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)が終わったら、塗らない面をマスキングで養生して、クリヤーコート用のセッティングをします。(左の写真)

ピアノブラック仕様で使用するクリヤーベースは、クロマック塗料の【3800S】になります。(右の写真)
【3800S】は、クロマック塗料のクリヤーベースの中でも優れた耐擦傷性を持っています。また、塗膜硬度も高く、肉持ち感のある塗膜に仕上げることができます。さらなるツヤ感やキズ対策を目的とされる方には、オススメのクリヤーベースかなと思います。

ちなみに【3800S】の使用は、ピアノブラック仕様やクリヤーオーバーコートでご依頼いただいた場合のみとなります。

 

さて、セッティングが終わりましたのでクリヤーコートを行います。(上の写真)
テロンテロンです。笑

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、ガラスコートとポリマーコートを施工して完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

2019年2月19日火曜日

VOLVO V60 センターパネル Vol.1


VOLVO V60 センターパネルの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装作業
・ピアノブラック仕様

🔹メンテナンス
・ガラスコート
・ポリマーコート

となります。
ところで、こちらのお客様は何度も当店をご利用いただいた方になります。作業風景はブログでもご紹介させていただきました。

🔸ブログ
・タイトル:VOLVO V60 カップホルダー枠
・掲載期間:2018年12月18日〜2018年12月24日

となります。
みなさんも是非ご覧くださいませ。

この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

それでは作業に入らせていただきます。

まずは、パーツを分解します。(左の写真)
今回の塗装範囲なんですが、すべてのパーツを塗りません。
右の写真ではマスキングを行っていますが、マスキングした面以外を塗装で承っています。

 

さて、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行ったら、塗装しない面をマスキングで養生して、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら、ベースカラー→クリヤーコートと塗装します。(右の写真)
ベースカラーの色なんですが、ご依頼ではピアノブラック仕様で承っていますので、クロマックス塗料の中でも漆黒味のあるジェットブラック(原色コード:Am5)を使用しています。

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、次回は2回目のクリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...