2017年12月11日月曜日

DAIHATSU ミラ 内装パネル Vol.2


こちらはDAIHATSU ミラ 内装パネルです。
水圧転写でご依頼いただいていますが、いくつか下地作業も承っています。



左の写真のパーツなんですが、かなり深いシボ模様(凹凸)になっているのが分かりますか?
これをスムージングしていきます。ただ、この深さになると1回のスムージング作業ではシボ模様が埋まらないかなと思います。なので、2回に分けてサーフェーサーを塗装していくことにします。
ちなみに右の写真のパーツは1回で大丈夫かなと思います。

 

塗料のノリを良くするための足付けが終わったら、まずは下地剤を塗装します。
パーツは軟質系のプラスチックでしたので、プラスチック専用プライマーを使います。
左の写真はパーツの裏面なんですが、塗膜ってキワから剥がれる確率が高いんですよね。特に、今回は2回に分けてサーフェーサーを塗装しますので塗膜が厚くなります。なるべく塗膜のキワを作りたくなかったので、裏面にもプライマーを塗装しておきました。これで塗膜にキワがなくなったので、この後のサーフェーサーが剥がれづらくなるかなと思います。

 

プラスチック専用プライマーを塗装したらサーフェーサーを塗装しますが、スムージング用のサーフェーサーになるのでしっかり充填していきます。

ところで、左の写真のパーツは柔らかいプラスチックでしたので、サーフェーサーに軟化剤(805R)を入れています。軟化剤を入れておくと、塗膜が乾燥しても柔らかい塗膜に仕上がるんですよね。軟質系プラスチックには軟化剤が必須かなと思います。ちなみに軟化剤を入れると乾燥時間が通常塗膜より遅くなります。なので、充填中も1コートずつしっかり間を空けてコーティングしています。

それでは、右の写真のパーツは下地作業は終わりになります。
左の写真のパーツはシボ模様が深いので、乾燥が終わったら2回目のサーフェーサーに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...