2018年11月8日木曜日

TOYOTA プリウスα Sツーリング インパネアッパーパネル Vol.1


TOYOTA プリウスα Sツーリング インパネアッパーパネルの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹ピアノブラック塗装

🔹下地作業
・スムージング

🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング

となります。

ところで、こちらのお客様は当店を何度もご利用いただいている方になります。この度もご利用いただきまして、誠にありがとうございます。今回もしっかり作業に努めさせていただきますね。

それでは、作業に入らせていただきます。


ご依頼品はプラスチック素地でして、表面にはシボ模様(凹凸)がございました。(上の写真)
このシボ模様(凹凸)をスムージングを行ってフラットにしていきます。

 

まずは、サンディングです。
左の写真は、機械式のダブルアクションサンダーを使用しているところになります。サンディングでは、広い面はダブルアクションサンダーを使用して、細かい面は手研ぎで行っています。

右の写真は、サンディング後になります。
フラットになりましたね。笑

 

サンディングが終わったらサーフェーサーを塗装しますが、その前に、ご依頼品は軟質プラスチックでしたので、ダイレクトにサーフェーサーを塗装してしまうと塗膜が剥がれてしまいます。なので、サーフェーサーの密着力向上のために、プラスチック専用プライマーを塗装しておきます(右の写真)
プラスチック専用プライマーは厚塗りしてしまうと還って密着力がオチてしまうので、うす〜くコーティングしてあります。

プラスチック専用プライマーを塗装したらサーフェーサーの塗装になりますが、プライマーの塗装後は30分程のインターバルを取らないといけないので、それまで放置して待ちます。汗

 

さて、30分程放置しましたので、サーフェーサーを塗装します。(左の写真)
サーフェーサーの色なんですが、上塗りがピアノブラックで承っていますので、上塗り塗料が染まりやすくなるようブラックタイプを使用しています。

ところで、通常のサーフェーサーって塗膜が硬くなる傾向にあるんですよね。先ほども書きましたが、ご依頼品は軟質プラスチックといって柔らかい素材になります。柔らかい素材上に硬い塗膜をノセてしまうと、互いの伸縮率が異なるので、ゆくゆくは塗膜がワレてしまう原因に繋がります。なので、サーフェーサーに軟化剤(フレキシブルアディティブ:805R)を添加して、素材と同じくらいの柔らかさになるようにしてあります。

右の写真は…おや?…って失敗したワケではないですよ。苦笑
サーフェーサーは上塗り前にサンディングを行うのですが、サーフェーサーの色が黒いと、サンディングがしっかり行われたかどうかの判断がしづらいんですよね。汗
なので、他の作業で余った白系の塗料サッと吹きつけておきました。こうしておくと、サーフェーサーのサンディングがスムーズに進むんです。詳しくは、また後日ご紹介させていただこうかなと思います。

それでは、サーフェーサーの乾燥が終わったら、次回は上塗りに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

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