2019年3月18日月曜日

SUBARU BRZ ナビパネルとBLITZ社製3連メーターパネル Vol.3

 

こちらは、SUBARU BRZ ナビパネルとBLITZ社製3連メーターパネルです。前回の作業では、水圧転写と中塗りクリヤーコートを行わせていただきました。塗膜の乾燥が終わりましたので、これから上塗りクリヤーコートを行っていきます。

 

左の写真なんですが、ご依頼品に反射している蛍光灯の光をご覧ください。
蛍光灯の光がくっきり反射しておらず、塗膜表面がザワザワしています。

水圧転写後のクリヤーコートは、ベースカラーと転写フィルムにクリヤーベースが吸収されてしまうので、塗膜表面のツヤ感が鈍る傾向にあります。そこで当店では、水圧転写のクリヤーコートを2回に分けて行っています。
作業的には、【中塗りクリヤーコート】でベースカラーと転写フィルムにクリヤーベースを吸収してもらい、完全硬化した塗膜の上から、【上塗りクリヤーコート】でツヤ感を出すといった内容になります。

右の写真は、塗膜表面をサンディングしたモノになります。
上でも書きましたが、塗膜表面がザワザワしています。ザワザワしていることは塗膜表面にラウンド(凹凸)が生じていることになります。このままダイレクトにクリヤーコートを行ってもラウンドが残ってしまうので、サンディングペーパーでツルツルになるように仕上げています。

 

上の写真は3連メーターパネルになります。
右の写真はサンディング後になりますが、円形になっている端面が黒くなっています。(分かりづらいようでしたらスミマセン…汗)

こちらは3連メーターパネルとメーターが干渉してしまうところになるんですが、お客様からは、【3連メーターパネルとメーターとの間がかなりキツキツなため、塗料をノセないようにして欲しい】とご要望をいただいております。水圧転写も終わりましたので、ここでサンディングを行っておきました。
ちなみにですが、黒くなってしまった端面は素材の色になります。こちらはメーターが取り付けられると見えなくなってしまうとのことでしたので、素材の色まで到達するようにサンディングを行っています。

 

さて、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行ったら、上塗りクリヤーコート用のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら上塗りクリヤーコートを行います。(右の写真)

 

イイ感じです。笑
蛍光灯の光がくっきり反射していますね。笑

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

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