2018年6月21日木曜日

GILERA ランナー 外装パーツ Vol.3 パート2

それでは、パート1の続きです。

 

まずは、ブーメランの調色作業をしていきます。色はソリッドカラーになります。バイク系はカラーコードがあっても配合データが存在しないパターンが多いので、自動車メーカーの中で類似する配合データを選んでいきます。

類似した色は、トヨタ車のホワイトパールクリスタルシャイン(カラーコード:065)を拝借しました。えっ!?パール?って思いますよね。こちらの色は3コートパール仕様なんですが、使うのはホワイトベースの配合データになります。あくまでもソリッドカラーですのでご安心くださいませ。何分、1番近い色がコレでしたので…汗

配合データから色を作成してドンズバッ!…とはなりませんので(苦笑)、微調色を繰り返しながらブーメランの色合いに近づけていきます。

左の写真は調色作業後に調色パネルとブーメランを比較したモノになります。おそらく、ぴったんこになったかなと思います。汗

右の写真は、ブーメランの調色作業で作成した色(調色パネル)とサイドカウルを比較したモノになります。先ほど、パート1で書きましたが、やはりブーメランは白く、サイドカウルは黄味が強いですね。

 

さて、ブーメランの調色作業が終わりましたので、続いてサイドカウルの調色作業をしていきます。
左の写真は、調色パネルとサイドカウルを比較したモノになります。こちらもぴったんこになっているかなと思います。汗

右の写真は、サイドカウルで調色作業をした調色パネルとブーメランとを比較したモノになります。

ところで、塗料を作成するにあたって、ブーメランの色を作成する際に、サイドカウルやアンダーカウルまで塗れるだけの塗料を作成しておいたんですよね。で、ブーメランの調色作業が終わった後に、ブーメランが塗れるだけの塗料を小分けして、残りの塗料をサイドカウルの調色作業に当てました。なので、サイドカウルの調色作業では、ブーメランで調色作業をした塗料から黄色を少量入れた程度で終わりました。こうした理由は、作業効率を考えてのことです。私はアタマがないので、カラダを効率良く動かさなくてはいけませんので…苦笑

パート3に続きます。汗

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