2017年6月16日金曜日

HONDA オデッセイ 外装パーツ Vol.3









こちらはHONDA オデッセイ 外装パーツです。水圧転写でご依頼いただいているパーツ類のベースカラーを塗装していきます。

 

こちらのパーツはエンジンカバーです。シボ模様(凹凸)のスムージング作業を承っていますのでサンディングしていきます。左の写真はガイドコートを塗っているところです。ガイドコートは黒い粉末なんですが、サンディングの研ぎ残しや表面の平滑の具合など、目視で確認できる優れものなんです。右の写真はガイドコートを塗った後に軽くサンディングしたものです。白っぽくなっているところがサンディングペーパーが当たったところです。黒いところはガイドコートの黒が残っているところで、サンディングペーパーが当たっていないことになります。この黒いところはシボ模様の凹部にガイドコートが残ってしまっていることになるので、全体に比べてまだ低いことを意味しています。なので、凹部の一番低いところを基準にサンディングを進めていきます。

 

サンディングを進めてガイドコートがなくなると左の写真のようにサーフェーサーの色だけになります。これは凹部にガイドコートが残っていない。ということになるので、表面がフラットになった証拠になります。ガイドコートは目視で確認できるので非常に重宝しています。笑
右の写真はプラスチック専用プライマーを塗装しただけですので軽く足付けをしておきます。

ちなみにですが、ガイドコートを取ろうと一点だけをサンディングしていません。それをやるとフラットにならないで逆にデコボコになってしまいます。俗に言う、【研ぎデコ】です。ではどうするかですが、今流行りの言い方をすると、『全体をサンディングしながらガイドコートが取れる瞬間を…待つの!』ってカンジです。笑

 

足付けが終わったらベースカラーを塗装します。オーダーいただいたベースカラーはブラックです。ブラックはクロマックス塗料のブラックHS(原色コード:Am6)を使います。ブラックHSの色合いはクロマックス塗料の中で標準ブラックになります。

それでは、ベースカラーの乾燥が終わったら、次回は水圧転写に入ります。もうしばらくお待ちくださいませ。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...