2019年2月21日木曜日

TOYOTA スターターリモコン Vol.1


TOYOTA スターターリモコンの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹塗装作業
・2コートソリッド仕様
・カラー:TOYOTA イエロー(カラーコード:5A3)
・トップコート:8分艶消し仕様

🔹下地作業
・下地剤:プラスチック専用プライマー、サーフェーサー

となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 

それでは、作業に入らせていただきます。

まずはパーツを分解します。(左の写真)
ご依頼品はプラスチック素地なんですが、表面にはシボ模様(凹凸)がありました。(右の写真)
シボ模様(凹凸)はさほど深くはありませんでしたので、軽くサンディングを行って下地剤を塗装していきます。

 

左の写真のパーツなんですが、小さく【BATTERY】と彫られています。(分かりづらいようでしたらスミマセン…汗)
お客様からは、【BATTERY】のロゴはなるべく残したいとご依頼をいただいています。ただ、下地剤は粘度が高いため、コーティング中にロゴが埋まってしまう恐れがあります。なので、マスキングを行って、下地剤がノラないように養生をしておきます。(右の写真)

ちなみにですが、【BATTERY】廻りにシボ模様(凹凸)がありませんでしたのでこのやり方を採用させていただきました。仮に、【BATTERY】廻りにもシボ模様(凹凸)があったことを考えると…末恐ろしいですね。苦笑

ちなみのちなみにですが、ここでの下地剤の使用目的は、プラスチック素地のシボ模様(凹凸)のために行います。養生した面はプラスチック素地のままになりますので、上塗り塗料が密着しません。なので、上塗りを行う直前に下地剤を吹き付ける予定でいます。

 

さて、プラスチック素地表面のシボ模様(凹凸)を軽くサンディングを行ったら、下地剤のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら下地剤を塗装しますが、プラスチック素地にサーフェーサーは密着しませんので、一旦プラスチック専用プライマーを塗装します。(右の写真)
プライマー系の塗料は厚塗りすると剥がれの原因になりますので、サッと吹き付けてあります。

 

プラスチック専用プライマーの塗装が終わったら、サーフェーサーを塗装します。(上の写真)

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、次回は上塗りに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

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