2018年2月7日水曜日

MASERATI フロントメッキグリルとオーナメント Vol.3


こちらはMASERATI フロントメッキグリルです。
カラーメッキ塗装でご依頼いただいています。
カラーメッキ塗装は、塗膜のノリを良くするための足づけ(サンディング関係)が出来ませ。なので、メッキとの密着は上塗り直前に溶剤で処理していきます。
ただ、メッキ表面に油分がたくさんノッている可能性があります。油分が残っていると上塗り塗料がハジいてしまうので、脱脂剤で念入りに脱脂しておきます。

 

脱脂が終わったら上塗り前に密着剤を塗装します。
カラーメッキはメッキを生かして質感を出すので、着色された密着剤は使えません。なので、透明な密着剤を使います。

 

密着剤を塗装したら上塗りに入ります。
オーダーいただいた色はベルベットブラックです。
カラーリング濃度なんですが、本体の枠とメッシュパーツはそれぞれ違う濃度でご依頼いただいています。
本体の枠のカラーリング濃度はダークで承っています。
メッシュパーツのカラーリング濃度はスタンダードで承っています。
ちょっと色合い見づらいづらいですね。汗



というワケで無垢のメッキパーツと比較してみました。笑
なぜスバルのエンブレム?といのはさておいて。。苦笑
左の写真がダーク仕様で、右の写真がスタンダード仕様です。
先ほどの写真よりは色合いが分かるかなと思います。汗

さて、この場をお借りして…
当店のカラーリング濃度のご紹介をさせていただきますね。笑

◯カラーリング濃度
・ライト→メッキ感が強く色味は弱い
・スタンダード→メッキ感と色味が半々の割合
・ダーク→メッキ感は弱く色味が強い

といった感じになります。
カラーリング濃度は、ライト、スタンダード、ダークの3種類をご用意していますが、こちらはあくまで目安でして、ご希望のカラーリング濃度に調整することも可能です。例えば、カラーサンプルをご用意していただいて調色作業をしたり、写真をご用意していただいてこんな濃さに、といったことも可能です。当店のご依頼の傾向では後者が多いですかね。写真をいただけるとお客様のイメージが分かりやすいので、カラーリング濃度の調整もスムーズかなと思います。詳しくはお問い合わせくださいませ。

話が逸れてしまいましたね。汗
大変失礼致しました。
それでは、フロントメッキグリルは乾燥が終わりましたら完成となります。残っている作業はオーナメント類ですね。引き続き、作業を進めさせていただきます。もうしばらくお待ちくださいね。

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