2017年7月21日金曜日

BMW 850 内装パーツ Vol.5

 

こちらはBMW 850 内装パーツです。ベースカラーの乾燥が終わりましたので水圧転写に入ります。
右の写真はセンターコンソールです。もともとセンターコンソール本体と灰皿のフタは取り外していましたが、柄を揃えたかったので取り付け後と同じ位置になるように仮付けしています。仮付けといってもガムテープで裏面を留めただけですけどね。汗

 

こちらはモケットが施されていたパーツです。左の写真はベースカラーを塗装後になります。前回、ベースカラーの見切りをモケットから1mm上げてマスキングしました。今回は水圧転写になるので、表面でツライチより0.5mmほど下げてマスキングしています。右の写真はマスキング後です。なぜここでマスキングしたか?ですが、水圧転写後にカラークリヤーを塗装するようご依頼をいただいているんですよね。見切りを下げ過ぎて転写をすると、柄が内側まで入ってしまって、柄を色で染めるの際にキワが厚くなってしまうんです。カラークリヤーを塗装する際は表面を塗装するだけにして、内側まで塗装しないようにするつもりです。今回のイメージは、塗膜の段差をなるべくつけないようにして、表面はカーボン、ポケットの内側は黒、といった感じに仕上げられたらいいかなと思っています。

 

それでは水圧転写に入ります。オーダーいただいた柄は、綾織りシルバーカーボンです。左の写真のパーツもセンターコンソールのように仮付けして柄を揃えています。

 

こちらは先ほどのモケットが施行されているパーツです。左の写真は水圧転写後ですね。表面だけカーボンになっているのが分かりますか? 右の写真は水圧転写後の中塗りクリヤーコート用のマスキングです。柄の見切りから2mmほど下げてマスキングしています。この見切り位置で中塗りクリヤーコートをします。ちなみですが、ベースカラーの見切り位置より1mm上げている状態ですね。モケットから2mmといったカンジです。頭がこんがらがりそうですね。若干こんがらがってますけど。。汗

それでは、作業は中塗りクリヤーコートまで終わっています。乾燥が終わり次第、カラークリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

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