こちらはルーフスポイラーです。ベースカラーの乾燥が終わりましたので水圧転写に入ります。今回は表と裏の両面に転写していきますが、両面を一度で転写すると柄が延びてしまいそうなので片面ずつ転写していきます。
右の写真は片面をマスキングしたモノです。
マスキングが終わったら水面に転写フィルムを浮かべます。(左の写真)
オーダーいただいた柄は、綾織りシルバーカーボンです。
転写フィルムを浮かべてから一定時間が経過したら結合剤となるシンナーを塗布します。(右の写真)
結合剤を塗布したらルーフスポイラーを上から沈めていきます。(左の写真)
今回のルーフスポイラーの幅は1000mmぐらいあります。弊社の一度に出来る転写の上限が1400mmなので私にとっては大きいクラスかなと思います。汗
ルーフスポイラーを沈めきったら引き上げます。(右の写真)
しっかり柄がつきました。汗
ところで、転写って沈め方で柄のつき方が変わってくるんですよね。例えば、入力ポイントや入力角度などなど。。なので、転写する前には、入力ポイントや入力角度など、沈めた際にどんな水の圧力がかかるのかをシミュレーションしています。ちなみにですが、お風呂に浸かっている時にも手の平を水面に押し当てたりなんかして遊んでます。笑
それでは、もう片面の転写…と思ったんですが、マスキングテープを貼り直すので、一旦しっかり乾燥させることにします。もうしばらくお待ちくださいね。