2017年7月7日金曜日

MAZDA デミオ 外装パーツ Vol.2









こちらはMAZDA デミオ外装パーツです。ご依頼は水圧転写ですが、下地作業も承っています。

 

左の写真はフロントグリルなんですが、飛び石や小キズがあるのが分かりますか? 写真が見づらかったらすみません。汗
この飛び石と小キズを補修していきます。今回はパテを使うほどではないのでサンディングペーパーでサンディングしていきます。(右の写真)
飛び石を補修する際は、一点に集中してサンディングしてしまうとそこだけ凹んでしまいます。俗にいう【研ぎデコ】ですね。なので、飛び石の部分が平らになるまで全体を均一にサンディングしていきます。イメージは、全体をサンディングしてたら飛び石が取れちゃった!みたいな感覚です。笑



ところで、今回のフロントグリルは飛び石と小キズの補修がメインでサンディングしていたんですが、表面が少し凸凹しているような感じがありました。ついでなんで凸凹も平らにしていきます。ただ、パテづけしてないのでそこまで平らになるかは謎ですが…汗
左の写真は平らになってるかどうか手の平でさすっているところです。自動車鈑金塗装業界では、パテの凸凹を感知するのを手の平で行う方が多いんです。これは長年の経験からくる職人技でして、研げているとこ、研げていないとこ、高い低い、これらを手の平で確認しています。私も職人さんのマネをしてさすってみます。笑
(ん〜高い?低い?汗)
目を閉じて、自問自答を繰り返し、手の平の感覚に集中してさすっていきます。おそらく…大分凸凹も取れた?んではないかと思います。。汗

気を取り直して!苦笑
右の写真は、トランクガーニッシュです。こちらは自家塗装?をされたのか、黒で塗装されていました。爪で引っ掻くと塗膜が剥がれてしまったので黒の塗膜を剥離していきます。

 

こちらもフロントグリル同様にサンディングします。今回は黒の塗膜が密着不良を起こしていたので、もともとの純正塗膜は剥離していません。黒の塗膜のみ剥離しています。右の写真もトランクガーニッシュなんですが、細かい部分にも黒で塗装されていたんですが、すっきりキレイになりました。笑

 

こちらはカナードです。こちらはFRP製なんですが、オーナー様が他社様へ現車をお持ち込みになって、一から作成していただいたそうです。サーフェーサーまで塗装していただきました。こういった一から作成することが、本当の【ものづくり】なんでしょうね。。私のやっていることは【ものづくり】?なんでしょうか…?汗

気を取り直して!苦笑
カナードは軽くサンディングして補正させていただきました。他のパーツがサーフェーサーを塗装しますので、そのついでです。

 

全てのパーツのサンディングが終わったらサーフェーサーを塗装します。(右の写真)
これで下地作業は終わりです。ところで、左の写真はサーフェーサーの塗装前なんですが、グリルが何かの模様みたいですね。私には迷彩柄っぽく見えます。笑

それでは、サーフェーサーの乾燥が終わったら、次回は水圧転写前のベースカラーの塗装に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

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