2018年4月14日土曜日

MAZDA BMアクセラ センターコンソールとミラーカバー Vol.4

 

こちらは、MAZDA BMアクセラ センターコンソールです。スムージング用のサーフェーサーの乾燥が終わりましたので、サンディングしたら上塗りに入ります。ご依頼内容はピアノブラック仕様で承っていますが、上塗りの前に、当店のピアノブラック仕様を少しご説明させていただきますね。汗

一般的な塗装工程は、ベースカラー+クリヤーコートになります。
当店のピアノブラック仕様の塗装工程は、ベースカラー+クリヤーコート→強制乾燥→サンディング→クリヤーコート、といった内容になります。ピアノブラック仕様は通常の塗装工程に比べて、クリヤーコートを2回に分けて塗装しています。こうした理由は、クリヤー層の塗膜の厚みで、ピアノのような漆黒味のある深いツヤ感を演出したいからです。ただ、一度に塗れるクリヤー層の厚みは、50〜60ミクロンと塗料メーカーから決められていて、規定値以上に塗膜が厚くなってしまうと乾燥不良によるトラブルを引き起こしてしまうんです。なので、クリヤー層の規定値を守るべく、クリヤーコートを2回に分けています。ちなみに規定値以上のクリヤーコートをすると、熱をかけて乾燥する際に塗膜が発泡します。苦笑

 

さて、それでは上塗りです。ピアノブラック仕様で使う色は、クロマックス塗料のジェットブラック(原色コード:Am5)です。Am5の色味は、クロマックス塗料のブラックの中でも漆黒味が強いブラックになります。
ベースカラー→クリヤーコートと上塗りしていきます。(右の写真)

 

上の写真は上塗り後です。
漆黒を纏ったベースカラーとクリヤー層が相まって、絶妙な色合いになっているかなと思います。笑

それでは、クリヤーコートの乾燥が終わりましたら、次回は2回目のクリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...