こちらは、SUBARU フォレスターSJタイプ ステアリングカバーです。ピアノブラック仕様で承っています。1回目のクリヤーコートの乾燥が終わりましたので、2回目のクリヤーコートに入ります。
2回目のクリヤーコート前には、1回目のクリヤー層をサンディングしておきます。(右の写真)
サンディングをする意味ですが、塗装すると少なからず塗膜に肌(凹凸)が残ってしまいます。そのまま2回目のクリヤーコートをしてしまうと、もともとの塗膜の肌(凹凸)に加えて、さらに塗膜の肌の凹凸感が強く(大きく)なってしまいます。なので、1回目のクリヤー層をサンディングして、塗膜表面を平滑にしておきます。ちなみにサンディングのやり過ぎすぎるとベースカラーを傷めてしまう可能性があります。なので、ここでは塗膜の肌の凸部だけをサラッと削る程度で留めています。汗
サンディングが終わったら、2回目のクリヤーコートに入ります。(右の写真)
ピアノブラック仕様の2回目で使うクリヤーベースは、クロマックス塗料のクロマクリヤーVOC(3800S)です。3800Sは優れた耐擦傷性を持っていて、クロマックス塗料の中でも高品位なクリヤーベースになります。塗膜の厚みも、通常クリヤーベースが60ミクロンに対して、3800Sは80ミクロンと膜厚にすることが出来ます。当店のピアノブラック仕様は、クリヤー層の塗膜の厚みで色の深みを出しているので、塗膜を厚く出来る3800Sは非常に重宝しています。笑
ちなみに【優れた耐擦傷性】と書きましたが、まったくキズがつかないワケではありません。キズがつきにくいといったニュアンスになります。汗
やはり、ツヤ感の維持はお客様のメンテナンス次第かなと思います。汗
テロテロです。笑
それでは、クリヤーコートの乾燥が終わりましたら完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。