2018年4月11日水曜日

HONDA オデッセイ 外装パーツ Vol.4

 

こちらは、HONDA オデッセイ ミラーカバーとリアガーニッシュ、ワイパーアームとブレードです。ベースカラーの乾燥が終わりましたので、これから水圧転写をしていきます。

左の写真は水圧転写前にパーツをセッティングしたモノになります。ミラーカバーは塗り分け塗装も承っていますので、塗り分け箇所にはマスキング(養生)してあります。ちなみに塗り分け色はマットブラックになるんですが、これを転写柄へボカすように承っています。なので、ボカす位置で転写柄の見切りをつけてしまうとグラデーションがかけづらいので、ボカす位置より2cmほど下げてマスキングしてあります。

それでは水圧転写に入ります。
オーダーいただいた柄は綾織りシルバーカーボン柄です。(右の写真)
転写フィルムを水面に浮かべて数分経過したら、結合剤を塗布してパーツを沈めます。

 

水中に沈めきったら引き上げます。
いいカンジです。笑



こちらはミラーカバーです。
こちらもいいカンジです。笑

右の写真は左右のミラーカバーを並べたモノです。ミラーカバーは左右対照のパーツでしたので、カーボン柄も左右対照にしてみました。もともとカーボン柄の向きに関してのいオーダーはいただいていませんでしたが、取り付け後に違和感が出るような気がしたので、私のワガママでやらせていただきました。苦笑

左の写真のカーボン柄の向きが正規になるんですが、転写フィルムを90度傾けると対照の柄になるんです。ただ、このやり方には大きさに限界があって、500mmを超えてしまうご依頼品では出来ないんです。(転写フィルムの幅が500mmなので…汗)
たまたま、ミラーカバーが小さかったので、このやり方にしてみました。
ちなみにリアガーニッシュとワイパーアームとブレードは、お車のリア周りに取り付けられるのパーツでしたので同じ向きになるようにしています。ちなみのちなみ、ワイパーアームとブレードは500mm以内でしたが、リアガーニッシュが500mmオーバーでしたので、リアガーニッシュのカーボン柄の向きを基準に、ワイパーアームとブレードのカーボン柄の向きを揃えさせていただきました。こちらも私のワガママになります…汗

ちなみのちなみのちなみに(←しつこいですね。苦笑)、写真に写っているワイパーアームの取り付けする向きが、実際の取り付けする向きと逆だったとした場合、取り付けする向きが180度変わるならカーボン柄の向きは変わらないんですよね。リアガーニッシュの柄の向きとのズレが生じてしまうのは、ワイパーアームの角度が、90度前後や270度前後になった場合かなと思います。私も施工前にオデッセイのリア周りの写真を見ましたが、どれもワイパーアームが横向きになっていたんですよね。間違っていたらすみません…汗

それでは、作業は中塗りクリヤーコートまで終わっています。水圧転写でご依頼いただいているパーツの今後の予定と致しましては、アントブラックでカラークリヤーを塗装した後、すべてのパーツをマット仕様でしたね。それに加えて、ミラーカバーはホガシ塗装もございます。もうしばらくお待ちくださいね。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...