こちらは、TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類です。前回までの作業では、スムージング用のサーフェーサーを塗装しました。サーフェーサーの乾燥が終わりましたのでサンディングしていきます。
今回、ピアノブラック仕様でご依頼いただいていますので、真っ黒のサーフェーサーを塗装してあります。その上には余った白をパラパラと吹き付けてあります。
左の写真は、軽くサンディングしたモノです。よく見ると、黒の中に白いツブツブがあります。これは、サーフェーサーの塗膜の肌(デコボコ)の凹面に残った白になります。サーフェーサーはシーリング剤でして、塗膜に厚みがないと本来の効力を発揮してくれません。なので、塗料の粒子が粗く、質感がポテッとなるんです。このポテッとしたデコボコをフラットに仕上げたいので、白のパラパラをガイドコート代わりに吹き付けておきました。この白のパラパラが完全になくなるまでサンディングしていきます。
右の写真はサンディング後です。小汚い白が取れてスッキリしましたね。笑
サンディングが終わったら上塗りに入ります。ピアノブラック仕様で使うベースカラーは、クロマックス塗料の中でも漆黒度の高いジェットブラック(原色コード:Am5)です。
ベースカラー→クリヤーコートと続けて塗装します。(右の写真)
ツヤツヤです。笑
それでは、クリヤーコートの乾燥が終わりましたら、次回は2回目のクリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。