2018年4月28日土曜日

TOYOTA JZX90マークⅡ コーナーランプ Vol.2

 

TOYOTA JZX90マークⅡ コーナーランプが完成しました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸スペック
🔹スモーク塗装作業
・カラー→アントブラック
・カラーリング濃度→スタンダード
・レンズ表面処理→密着剤

🔹補助作業
・マスキング→ウラ面

となります。

コーナーランプはもともとオレンジレンズでして、その上からスモーク塗装をさせていただきました。ブラックスモーク塗装のお陰で、落ち着いた雰囲気を醸し出していますね。笑

ところで、今回はオレンジレンズの上からスモーク塗装をしましたが、クリアレンズの状態からでも今回のような色合いに仕上げることも可能です。その場合の作業工程は、オレンジ系のカラークリヤーを塗装して、その上からブラックスモーク塗装で仕上げるといった内容です。
ちなみにオレンジ以外の色では、レッド系のカラークリヤーを塗装して、その上からブラックスモーク塗装で仕上げることも可能です。こちらは、クリアレンズをレッド化になさる方にはオススメの作業内容かなと思います。ちなみのちなみに、クリアレンズをうす〜くブルー系のカラークリヤーを塗装して、ブラックスモーク塗装で仕上げるといった色合いも、個人的にはアリかなと思っています。笑

それでは発送しますね。この度は当店をご利用くださいまして、誠にありがとうございました!

2018年4月27日金曜日

SUBARU フォレスターSJタイプ ステアリングカバー Vol.2

 

こちらは、SUBARU フォレスターSJタイプ ステアリングカバーです。ピアノブラック仕様で承っています。1回目のクリヤーコートの乾燥が終わりましたので、2回目のクリヤーコートに入ります。

 

2回目のクリヤーコート前には、1回目のクリヤー層をサンディングしておきます。(右の写真)
サンディングをする意味ですが、塗装すると少なからず塗膜に肌(凹凸)が残ってしまいます。そのまま2回目のクリヤーコートをしてしまうと、もともとの塗膜の肌(凹凸)に加えて、さらに塗膜の肌の凹凸感が強く(大きく)なってしまいます。なので、1回目のクリヤー層をサンディングして、塗膜表面を平滑にしておきます。ちなみにサンディングのやり過ぎすぎるとベースカラーを傷めてしまう可能性があります。なので、ここでは塗膜の肌の凸部だけをサラッと削る程度で留めています。汗

 

サンディングが終わったら、2回目のクリヤーコートに入ります。(右の写真)
ピアノブラック仕様の2回目で使うクリヤーベースは、クロマックス塗料のクロマクリヤーVOC(3800S)です。3800Sは優れた耐擦傷性を持っていて、クロマックス塗料の中でも高品位なクリヤーベースになります。塗膜の厚みも、通常クリヤーベースが60ミクロンに対して、3800Sは80ミクロンと膜厚にすることが出来ます。当店のピアノブラック仕様は、クリヤー層の塗膜の厚みで色の深みを出しているので、塗膜を厚く出来る3800Sは非常に重宝しています。笑
ちなみに【優れた耐擦傷性】と書きましたが、まったくキズがつかないワケではありません。キズがつきにくいといったニュアンスになります。汗
やはり、ツヤ感の維持はお客様のメンテナンス次第かなと思います。汗

 

テロテロです。笑

それでは、クリヤーコートの乾燥が終わりましたら完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

2018年4月26日木曜日

SUBARU フォレスターSJタイプ ステアリングカバー Vol.1


SUBARU フォレスターSJタイプ ステアリングカバーの加工依頼を承っております。ご紹介が遅くてしまい、大変申し訳ございません。汗
ご依頼内容はピアノブラック仕様です。この度は当店をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。

 

さて、それでは作業を進めさせていただきます。
足付け(研磨)したら上塗り…ん?いきなり上塗り?と思いますよね…汗
基本的に純正塗膜の場合は下地作業が不用です。今回のご依頼品は純正塗膜でしたのでダイレクトに上塗りしていきます。
ちなみに下地作業が必要になってくるのは、上塗り塗料と密着しない素地へ下地剤(溶剤)を使用する場合になります。【上塗り塗料と密着しない素地】とは、例えばプラスチック素地や金属素地、パテ付け後などです。ただ、純正塗膜でも下地剤が必要になってくるモノもあります。塗装用語で【チヂレ】って言葉がありますが、これは上塗り塗料が旧塗膜を侵してしまって、塗膜がグチャグチャになることです。こういった、チヂレが発生してしまいそうな弱い旧塗膜の場合は、下地剤(サーフェーサー)が必要不可欠になってきます。汗
ちなみのちなみにですが、【足付け(研磨)】は下地作業の部類に入りますが、塗装する際に必ず行うことなので、当店では下地作業と謳っていません。ちなみのちなみのちなみに(←しつこいですね…苦笑)、【足付け(研磨)】は塗装費用に含まれています。

さてさて、それでは上塗りに入ります。汗
ピアノブラック仕様で使う色は、クロマック塗料の中でもバツグンの漆黒味を誇るジェットブラック(原色コード:Am5)です。ジェットブラックのジェットは漆黒、真っ黒といった意味かなと思います。

ベースカラー→クリヤーコートと続けて塗装します。(右の写真)

 

ツヤツヤです。笑

それでは、クリヤーコートの乾燥が終わりましたら、次回は2回目のクリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

2018年4月25日水曜日

TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類 Vol.5

 

TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類が完成しました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸スペック
🔹塗装作業(ピアノブラック仕様)
・ベースカラー→ジェットブラック(原色コード:Am5)
・クリヤーコート(1回目)→G2-4500S
・クリヤーコート(2回目)→3800S

🔹下地作業(スムージング)
・サンディング→プラスチック表面のシボ模様
・下地剤→プラスチック専用プライマー+サーフェーサー(軟化剤入り)

となります。

 

下地作業では、プラスチック表面のシボ模様(凹凸)をフラット(平らに)にスムージングをさせていただきました。
右の写真は施工前の状態です。シボ模様がなくなり、スカッとしたツヤ感に仕上がっております。笑

 

それにしても、なんとも妖しげな黒艶なんでしょう。笑

右の写真はタッチアップ用ミニボトルです。当店ではご依頼いただいた方へ、硬化剤の入らない1液タイプの塗料をミニボトルに詰め替えて差し上げています。ミニボトルには筆が内蔵されているので、何かの拍子にキズがついてしまった時などにお使いただければと思います。(何もないことを願っていますが…汗)

ちなみに塗料を一から作成しての販売等は行っておりません。あくまでも、ご依頼品を塗装した際の【余った塗料】を差し上げています。ただ、3コートキャンディやブラックスモーク、カラーメッキやブラックメッキでご依頼いただいても、塗料を差し上げることが出来ません。汗
タッチアップ用ミニボトルで差し上げられるのは、ソリッドベースやメタリックベース、パールベースのみとなります。ご了承くださいませ。汗

それでは発送しますね。この度も当店をご利用くださいまして、誠にありがとうございました!

2018年4月24日火曜日

TOYOTA JZX90マークⅡ コーナーランプ Vol.1


TOYOTA JZX90マークⅡ コーナーランプの加工依頼を承りました。ご紹介が遅れてしまい、大変申し訳ございません。汗
ご依頼内容はスモーク塗装です。この度は当店をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。

ところで、JZX90マークⅡの響きは懐かしいですね。私も20年近く前に乗ってたんですよね。あの頃はクルマ生活だったので、よくクルマをいじってました。今回のご依頼品とは少しカタチが違うんですが、当時のカー雑誌にコーナーランプをクリア化に出来る内容が掲載されていたんです。その手順としては、鍋にお湯を沸かして、煮立ったらコーナーランプをブチ込んで、レンズとベースをカラワリするといった内容でした。私も夜な夜なグツグツ煮込んだのを思い出します。笑
そう言えば、当時アルジェノン インテレッセのホイールを新品で購入したんですよね。クルマに装置してからはニヤニヤが止まりませんでした。ただ、1週間もしないウチに盗難にあったんです。苦笑
朝起きたら、クルマがブロックに乗っかっていました。きっとインテレッセくんは狙われていたんでしょうね…インテレッセくんはどこに向かってしまったのか…元気にしてるかな?苦笑

 

気を取り直して…苦笑
さて、足付け(研磨)して、ウラ面をマスキングしたら上塗りに入ります。上塗り前には透明な密着剤を塗装してあります。

オーダーいただいた色はアントブラックです。
カラーリング濃度はスタンダードで承っています。
クリヤーベースにアントブラックを添加してカラーリングします。(右の写真)

 

雰囲気がガラッと変わりましたね。笑

それでは、乾燥が終わりましたら完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。

2018年4月23日月曜日

TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類 Vol.4

 

こちらは、TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類です。ピアノブラック仕様で承っています。
前回までの作業では、ベースカラーとクリヤーコートまで終わりました。クリヤーコートの乾燥が終わりましたので、2回目のクリヤーコートに入ります。

 

まずは、塗膜表面をサンディングします。何故サンディングするかですが、塗装をすると少なからず塗膜に肌(凹凸)が残ります。肌が残ったままクリヤーコートしてしまうと、もともとの肌に加えて、さらに凹凸の波が高くなってしまいます。なので、塗膜の肌(凹凸)をサンディングをして、フラットな状態にしておきます。

右の写真はサンディング後です。
ツルッとしましたね。笑
2回目のクリヤーコートのノリに期待が高まります。笑
ちなみに完全にフラットな状態までサンディングをしていません。これは、サンディングのやり過ぎでクリヤー層を突き破りたくないからです。クリヤー層を突き破るとベースカラーからやり直しになってしまいますからね。汗
なので、サンディングは、ほどよいツルッと感になる程度で留めています。

 

サンディングが終わったら2回目のクリヤーコートに入ります。(右の写真)
2回目のクリヤーベースは、クロマックス塗料の3800Sを使います。3800Sは、優れた耐擦傷性を持っていて、塗膜も厚く乗せることが出来ます。当店のピアノブラック仕様は、クリヤーベースの塗膜の厚みで色の深みを出しているので、3800Sはまさに持ってこい!なクリヤーベースかなと思います。笑
ちなみに通常のクリヤーベースの膜厚は50〜60ミクロンに対して、3800Sは80ミクロンまで塗膜を厚くすることが出来ます。
ちなみのちなみに、【優れた耐擦傷性】と書きましたが、必ずしもキズがつかないワケではないです。あくまでも、【キズがつきにくい】といったニュアンスになります。汗

 

こちらはクリヤーコート後です。
トロけてしまいそいなくらいテロンテロンです。笑

それでは、クリヤーベースの乾燥が終わったら完成になります。大変お待たせしてますね。汗
もうしばらくお待ちくださいね。

2018年4月21日土曜日

MAZDA BMアクセラ センターコンソールとミラーカバー Vol.6


MAZDA BMアクセラ センターコンソールとミラーカバーが完成しました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸スペック
🔹センターコンソール
・塗装(ピアノブラック仕様)
・下地作業(スムージング)→プラスチック専用プライマー+サーフェーサー

🔹ミラーカバー
・塗装(3コートキャンディ仕様)
・カラー→HONDA ヌーベルブルーパール(カラーコード:B605P)

となります。

 

センターコンソールの表面のシボ模様(凹凸)は、スムージングしてからピアノブラック仕様で塗装させていただきました。クリヤーベースを2回に分けたお陰で、黒の深みが増しています。笑

 

ミラーカバーは3コートキャンディ塗装をさせていただきました。3コートキャンディならではの発色ですね。笑


こちらはタッチアップ用の塗料です。当店では、通常塗装(ソリッドカラー、メタリックカラー、パールカラー)でご依頼いただいた場合、余った塗料をミニボトルに詰め替えてお渡ししています。今回はピアノブラック仕様でしたので、ピアノブラックカラーをミニボトルに詰め替えさせていただきました。ミニボトルのキャップには筆がついているので、お手を汚さずタッチアップが出来るかなと思います。何かの際にお使いくださいませ。

それでは発送しますね。大変お待たせしましたね。汗
この度も当店をご利用くださいまして、誠にありがとうございました!

2018年4月20日金曜日

TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類 Vol.3

 

こちらは、TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類です。前回までの作業では、スムージング用のサーフェーサーを塗装しました。サーフェーサーの乾燥が終わりましたのでサンディングしていきます。

 

今回、ピアノブラック仕様でご依頼いただいていますので、真っ黒のサーフェーサーを塗装してあります。その上には余った白をパラパラと吹き付けてあります。

左の写真は、軽くサンディングしたモノです。よく見ると、黒の中に白いツブツブがあります。これは、サーフェーサーの塗膜の肌(デコボコ)の凹面に残った白になります。サーフェーサーはシーリング剤でして、塗膜に厚みがないと本来の効力を発揮してくれません。なので、塗料の粒子が粗く、質感がポテッとなるんです。このポテッとしたデコボコをフラットに仕上げたいので、白のパラパラをガイドコート代わりに吹き付けておきました。この白のパラパラが完全になくなるまでサンディングしていきます。

右の写真はサンディング後です。小汚い白が取れてスッキリしましたね。笑

 

サンディングが終わったら上塗りに入ります。ピアノブラック仕様で使うベースカラーは、クロマックス塗料の中でも漆黒度の高いジェットブラック(原色コード:Am5)です。
ベースカラー→クリヤーコートと続けて塗装します。(右の写真)

 

ツヤツヤです。笑

それでは、クリヤーコートの乾燥が終わりましたら、次回は2回目のクリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

2018年4月19日木曜日

TOYOTA プリウスα Sツーリング 内外装パーツ類 Vol.2 パート2

 

それでは、パート1の続きです。
上の写真はサーフェーサーの塗装後…ってなんて小汚い塗装なんでしょう。汗

これには意味があって、先日私が10年間お世話になった自動車鈑金塗装屋さんに足を運んだんです。そこで、たまたま補修パネルへグレーのサーフェーサーを塗装していて、サーフェーサーの塗装後に白をパラパラと吹き付けていました。このやり方は、私が在籍中に、ガイドコートの存在を未だ知らなかった頃、サーフェーサーの研ぎ残しなんかを目視で確認出来ないかなと模索していたんですよね。そこで、塗装のトレーナーの方にこのやり方を教えてもらったんです。
その光景を見ていて、おっ!やってるやってる、と当時を懐かしんでいたんですが、そこでふと気づいたんですよね。真っ黒のサーフェーサーが使えるじゃん!と。笑

今までは、上塗りが黒の場合はガイドコートの黒と同色化しないように、ダークグレーのサーフェーサーにしていたんです。ただ、真っ黒のサーフェーサーでも、サーフェーサーの上に白を乗せてしまえば、それがガイドコートになりますよね。全くの盲点でした…汗

10年間お世話になった自動車鈑金塗装屋さん以降は、自動車やバイク関連の塗装職に就いたんですが、どこかの会社でガイドコートを知り、ガイドコートを使うのが当たり前になって、いつの間にかガイドコートを使わないと!といった衝動にかられていたようです。苦笑

そんな訳でして…苦笑
上の写真は、真っ黒のサーフェーサーを塗装して、他の塗装で余った白の塗料をパラパラと吹き付けています。笑
今後はガイドコートが要らない?…かもしれませんね。苦笑

ちなみに10年間お世話になった自動車鈑金塗装屋さんは、塗装屋さんにしてくれた会社です。今は水性塗料を導入して自動車補修をしてますね。たまに水性塗料のアレコレも聞きにいってます。笑
いつかは私も水性化…ですね。笑

話が逸れましたね。汗
それでは、スムージング用のサーフェーサーの乾燥が終わりましたら、次回は上塗りに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...