2019年12月19日木曜日

HONDA CBR400SF NISSIN社製 フロントブレーキキャリパーとリアブレーキキャリパー Vol.1

 

HONDA CBR400SF NISSIN社製 フロントブレーキキャリパーとリアブレーキキャリパーの加工依頼を承りました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
◯フロントブレーキキャリパー(左の写真)
🔹2コートソリッド塗装
・カラー:ブラック(CROMAX社原色コード:Am5)

🔹下地作業
・表面処理:サンドブラスト
・下地剤:サーフェーサー

◯リアブレーキキャリパー(右の写真)
🔹3コートキャンディ塗装
・カラー:パッションレッド(色味:標準レッド)

🔹下地作業
・表面処理:サンドブラスト
・下地剤:サーフェーサー

となります。
こちらのお客様は以前にも当店をご利用いただいた方になります。
この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
また、ご来店いただきまして誠にありがとうございました。

 

それでは作業に入らせていただきます。

ご依頼品はご使用済みでして、凹凸のある表面にアルマイト加工が施されています。(左の写真)

上塗り塗料や下地剤を塗装する際は足づけ(研磨)を行って塗料のノリを良くしていますが、凸面の研磨は行えても、凹面の研磨が不十分になってしまいます。
また、表面に油分が残っていると塗料がハジいてしまう場合があります。
上塗り前には脱脂剤で油分を除去していますが、ご使用済みのブレーキキャリパーともなると旧塗膜に油分が染み込んでいる可能性もあります。

そこで表面処理として、サンドブラストで旧塗膜を剥離しながら足づけ(研磨)を行っていきます。

右の写真はサンドブラスト後になります。
スッキリしました。笑

お客様からは「オーバーホールを兼ねて色替え」と仰っていましたので、これで塗膜もオーバーホールされていくのではないかなと思います。

 

さて、サンドブラストが終わったら下地剤(サーフェーサー)を塗装します。(右の写真)

フロントブレーキキャリパーの上塗り色はソリッドブラックで承っていますので、上塗り色が染まりやすくなるように、ブラックのサーフェーサーを使っています。

 

上の写真はリアブレーキキャリパーになります。
こちらも下地剤(サーフェーサー)を塗装します。(右の写真)

リアブレーキキャリパーの上塗り色は3コートキャンディ塗装のキャンディレッドで承っていますので、ベースカラーのシルバーメタリックが染まりやすくなるように、やや明るめのグレーのサーフェーサーを使っています。
...って、写真では暗めのグレーに見えますね…苦笑

それでは塗膜の乾燥が終わりましたら、次回は上塗りに入ります。
もうしばらくお待ちくださいね。

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリル

HONDA フィットシャトル 15X クールエディション フロントグリルが完成しました。 🔸ご依頼内容 🔹ブラックメッキ塗装 ・ベースカラー:アントブラック ・カラーリング濃度:ダーク 🔹下地作業 ・表面処理:密着剤 ・下塗りクリヤーコート 上の写真は、シルバーメッキを並べ...