SUBARU アウトバック インナーハンドルカバーとスイッチカバーの加工依頼を承りました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。
🔸ご依頼内容
🔹ピアノブラック塗装
・カラー:リアルブラック(STANDOX社製水性塗料:スタンドブルー)
🔹下地作業
・下地剤:プラスチック専用プライマー
となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
また、ご来店いただきまして誠にありがとうございました。
それでは作業に入らせていただきます。
ご依頼品はもともと木目調で加飾されていました。(上の写真)
これはあくまで個人的な見解ですが、おそらく透明な平らな樹脂のウラ面に印刷を行った後に成形されたのではないかなと思います。
(印刷→成形→茶色...かもしれません)
どういった成形技術が使われているのかはさておき、オモテ面はプラスチック素地(ABS製かPC製)の可能生が高いので、上塗り前にプラスチック専用プライマーが必要になってきます。
さて、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行ったら、上塗り用のセッティングをします。(上の写真)
セッティングが終わったら、プラスチック専用プライマーを塗装します。(右の写真)
プラスチック専用プライマーは、厚塗りすると却って密着性が低くなってしまいます。
なので、サラッと吹き付けてあります。
プラスチック専用プライマーの塗装後は自然乾燥させます。
さてさて、プラスチック専用プライマーの自然乾燥が終わりましたので、ベースカラー→クリヤーコートと上塗りを行います。(右の写真)
オーダーいただいた色は、リアルブラック(色味:青味のあるブラック)になります。
リアルブラックは、STANDOX社の水性塗料(スタンドブルー)になります。
リアルブラックをお選びいただいた経緯なんですが、もともとお客様の車内にはブラック塗装されたパーツがございました。
そこで、お客様にご来店いただいた際にカラーサンプルで比較しながら色味のご説明をさせていただきました。
漆黒感や色味をご確認いただいて、リアルブラックをお選びいただきました。
個人的にも、リアルブラックの色味が良いのではないかなと思います。
それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、次回はクリヤーオーバーコートに入ります。
もうしばらくお待ちくださいね。