2019年11月20日水曜日

ALFA-ROMEO ジュリエッタ ルーフスポイラー Vol.2

 

こちらは、ALFA-ROMEO ジュリエッタ ルーフスポイラーになります。
前回の作業では、FRP素地の補修と表面の補正、下地剤(サーフェーサー)を塗装しました。
塗膜の乾燥が終わりましたので、これから上塗りを行っていきます。

 

左の写真は、お客様のお車のホイールになります。
オーダーいただいた色はホイールと同色になりますが、今回はホイールをお預かりしての調色が行えないとのことですので、お客様がご来店いただいた際に撮影させていただきました。

右の写真は、カラーサンプルと比較したモノになります。
カメラのレンズ越しの色と肉眼とでは色味に若干の誤差がございましたので、当店のカラーサンプルとどの程度色合いが変わっているかが分かるように撮影させていただきました。
ちなみにですが、カラーサンプルの色で塗料を作成するワケではないです。汗

 

左の写真は調色後になります。
右の写真は、お客様にご来店いただいた際に撮影させていただいたモノになります。

ホイールの色の傾向としては、ガンメタ色の艶消し仕上げになります。
調色作業では、写真同士で色合いの比較をしながら微調整を行っています。
カラーサンプルとなる現物がないので何とも言えませんが、それらしい雰囲気の色が作成できたのではないかなと思います。汗

 

さて、調色作業が終わりましたので、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行ったら、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)

セッティングが終わったら、ベースカラー→クリヤーコートと上塗りを行います。(右の写真)


上の写真は上塗り後になります。
トップコートは艶消しになりますので、クリヤーベースにフラットベース(艶消し剤)を添加してクリヤーコートを行っています。
上塗り直後はクリヤーベースのツヤ感が前面に押し出されるため、ツヤツヤした質感が続きます。
これが、時間の経過や熱乾燥でツヤ感が引けていきます。

…とはいえ、上の写真では既にツヤが引けつつありますね。苦笑
上の写真は上塗りから撮影まで30秒ぐらいのモノなんですが、フラットベースの添加量は塗料メーカが定める基準値のMAXなので、ツヤが引けるのも早いです。汗

それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら完成になります。
もうしばらくお待ちくださいね。

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