こちらは、VOLKS WARGEN ゴルフ ミラーカバーです。前回の作業では、水圧転写用のベースカラーを塗装させていただきました。ベースカラーの乾燥が終わりましたので、これから水圧転写を行っていきます。
上の写真は、水面に転写フィルムを浮かべたモノになります。
オーダーいただいた柄は、綾織りシルバーカーボン柄になります。
水面に転写フィルムを浮かべて一定時間が経過したら、結合剤（溶剤）を転写フィルムの上に塗布して、ご依頼品を上から沈めて水圧転写を行います。
上の写真は水圧転写後になります。
イイ感じです。笑
上の写真も水圧転写後になりますが、よ〜くご覧ください。
綾織りシルバーカーボン柄の向きが、左右対称になっているのが分かるかなと思います。今回はミラーカバーでしたので、同じ向きよりも左右対称の方が良いかなと、私の独断と偏見？（苦笑）で行わせていただきました。お客様に気に入っていただけることを祈ります…汗
綾織りシルバーカーボン柄の向きを左右対称に行うやり方なんですが、例えば片方のミラーカバーを転写フィルムに対して正面から水圧転写を行ったしたとします。その場合のカーボン柄の向きが、左上から右下へ向かってついたとします。もう片方のミラーカバーは、先ほど転写フィルムに対して正面から行った位置から90度傾けて水圧転写を行います。そうすると、カーボン柄の向きが左右対称になります…って説明になっていますかね？汗
紙にナナメの線を引いていただくと分かるかなと思います…ペコリ…苦笑
ちなみにですが、綾織りシルバーカーボン柄の向きを左右対称で行うには制限があります。当店の転写フィルムは500mm幅のロール状になっているため、ご依頼品の大きさが500mm以内でないと成立しないんです。今回のミラーカバーの大きさは300mmほどでしたので、何とか左右対称にすることが出来ました。詳しくはお問い合わせくださいませ。
それでは、作業は水圧転写後の中塗りクリヤーコートまで終わっています。塗膜の乾燥が終わりましたら、次回は上塗りクリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
