こちらは、HONDA CR-V 内外装パーツです。前回の作業では、水圧転写とカラークリヤー塗装を行いました。塗膜の乾燥が終わりましたので、上塗りクリヤーコートに入ります。
塗料のノリを良くするための足づけ（研磨）を行ったら、上塗りクリヤーコート用にセッティングします。（左の写真）
セッティングが終わったら上塗りクリヤーコートに入りますが、トップコートはツヤ消し仕様で承っていますので、クリヤーベースにフラットベース（ツヤ消し剤）を添加してコーティングします。（右の写真）
ところで、ツヤ消し仕様ってどんな風にツヤが消えていくのか分かりますか？
左の写真は、上塗りクリヤーコート（ツヤ消し剤入り）直後になるんですが、当店のツヤ消し仕様はクリヤーベースにフラットベース（ツヤ消し剤）を添加しているので、コーティング直後はクリヤーベースのツヤ感がそのまま押し出されます。
これが、時間が進むにつれて徐々にツヤが消えていきます。
右の写真は、クリヤーコートから5分程度経過したモノになります。
あら不思議、ツヤが消えましたね。笑
ちなみにですが、ツヤが消えたからといって塗膜が乾燥しているワケではありません。今の段階で触るとベタベタします。なので、しっかり熱乾燥を行って、クリヤーベース本来の耐久性に達するまで硬化させます。
それでは、上塗りクリヤーコートの乾燥が終わったら、すべてのご依頼品が完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。
