こちらは、OGK KABUTO フルフェイスヘルメットです。
前回の作業では、付属パーツの分解を行なわせていただきました。その際に、ロゴ入れの追加作業を承りましたが、ロゴのマスキングシートの作成のため、業者さんにヘルメットを預けていました。まだマスキングシートは完成していませんが、ロゴのデータ作成は完成したとのことでしたので引き取りに行って参りました。ご依頼品が無事に帰還しましたので、これからメインの水圧転写のベースカラーを塗装していきます。
塗膜のノリを良くするための足付け（研磨）が終わったら、施工しない面をマスキングします。（左の写真）
ところで、ヘルメット自体の加工はさほどむずかしくないのですが、1番時間が掛かる作業がマスキングなんですよね。特に水圧転写の場合は水に沈めてしまうので、1工程ずつマスキングをやり直すことになります。ちなみにですが、足付け（研磨）する際にも付属パーツとのキワを念入りに足付けしたいのでマスキングして行なっています。
こう考えると、マスキングに費やす時間はトータルの半分…いや、それ以上を占めているかもしれません。もし、ヘルメットの付属パーツがすべて外せたなら…って考えても仕方ないことが脳裏をかすめます。苦笑
そんなワケで、今回のご依頼はマスキングとの格闘になること間違いないですね。笑
さて、マスキングが終わったらベースカラーを塗装します。（右の写真）
オーダーいただいたベースカラーはソリッドブラックになります。 ソリッドブラックはクロマックス塗料のジェットブラック（原色コード:Am5）になります。
それでは、ベースカラーが乾燥しましたら次回は水圧転写に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
