2018年10月29日月曜日

HONDA CR-V 内外装パーツ Vol.1

 

HONDA CR-V 内外装パーツの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
◯外装メッキパーツ(左の写真)
🔹ブラックメッキ塗装
・カラー:アントブラック
・カラーリング濃度:ダーク
・メッキ表面処理:密着剤

◯内装パーツ(右の写真)
🔹水圧転写
・ベースカラー:ソリッドブラック
・転写フィルム:綾織りシルバーカーボン柄
・カラークリヤー塗装:アントブラック
・トップコート:艶消し仕上げ

🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング

となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

それでは、作業に入らせていただきますね。


まずは、ブラックメッキ塗装を行っていきます。
今回、ブラックメッキ塗装のご依頼点数が大小含めて12点になります。12点まとめて施工も考えましたが、一度にまとめて施工してしまうと私の集中力が保ちません。苦笑
なので、分割して施工していこうかなと思います。

今回施工していくのは、フロントメッキグリルになります。(上の写真)

 

パーツの脱脂を行ったら、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)
セッティングが終わったら上塗りなんですが、ブラックメッキ塗装の場合は、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)が行えません。(ついたキズはそのまま残ってしまいます)
なので、上塗り塗料との密着を図るため、上塗り前に透明な密着剤(溶剤)を塗布しておきます。

密着剤(溶剤)を塗布したらカラーリングを行います。(右の写真)
オーダーいただいた色はアントブラックになります。
アントブラックの色味はブラック系の中でも標準ブラックになります。
カラーリング濃度はダークで承っています。

 

イイ感じです。笑

右の写真は、ノーマルメッキと比較したモノになります。
ブラックメッキ塗装で使用している塗料なんですが、隠蔽力が低い塗料を透明なクリヤーベースに数パーセント配合してカラーリングを行っています。なので、塗り重ねを行っても、下地が染まりにくい仕様になっています。

ところで、今回はダーク仕様のため真っ黒に近い色合いになりますが、それでもちゃんとメッキ感は残っているんですよね。光が射すと、暗闇の中から微かな光を感じることが出来ます。わずかではありますが、力強く、たくましく放つ【微かな光】、私はこれを【希望の光】と呼んでいます。笑

それにしても、ソリッドブラックでは表現出来ないツヤ感ですね。
奥ゆかしさを感じます。。

それでは、今回はフロントグリルのみを施工させていただきました。次回は残りのブラックメッキ塗装に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

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