2019年8月6日火曜日
YAMAHA XSR900 フューエルタンクカバーとシートカウル Vol.1
YAMAHA XSR900 フューエルタンクカバーとシートカウルの加工依頼を承りました。
ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。
🔸ご依頼内容
◯フューエルタンクカバー
🔹マットブラック塗装
・艶消し:10分艶消し
🔹下地作業
・デカール剥離
・表面処理:密着剤
・下地剤:サーフェーサー
◯シートカウル
🔹マットブラック塗装
・艶消し:10分艶消し
🔹下地作業
・表面処理:密着剤
・下地剤:サーフェーサー(ノンサン仕様)
・マスキング:ライン用
となります。
こちらのお客様は以前にも当店をご利用いただいた方になります。
この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
また、ご来店いただきまして誠にありがとうございました。
それでは作業に入らせていただきます。
今回の作業は、フューエルタンクカバーに貼り付けてある【YAMAHA】のデカールの剥離と下地剤(サーフェーサー)の塗装を行っていきます。
まずは、デカールの剥離からです。
デカールはクリヤー層の下に貼り付けてありましたので、機械式のダブルアクションサンダーを使ってサンディングで剥離していきます。(左の写真)
右の写真は、サンディングの途中経過になります。
サンディングでクリヤー層が剥離されて、デカール付近まで到達しているのが分かるかと思います。
ここからさらにサンディングを推し進めていきます。汗
左の写真はサンディング後になります。
デカールが剥離されてスッキリとしましたね。笑
右の写真は、もともと塗り分け塗装でラインが入っていた箇所になります。
塗膜のキワに段差がありましたので、サンディングで平滑にしておきました。
サンディングが終わったら、下地剤を塗装しない面をマスキング(養生)します。(左の写真)
マスキングが終わったら、サンディングで露出してしまった金属面に密着剤を吹き付けてサーフェーサーを塗装します。(右の写真)
サーフェーサーの色なんですが、上塗り色のソリッドブラックが染まりやすくなるよう、ブラックタイプを使用しています。
それにしても、作業って楽しいですね。笑
自動車鈑金塗装業界にいた頃は下地と上塗りに追われる毎日でしたので、「楽しい」なんていう感情が一切湧かなかったんですよね。苦笑
今も追われる毎日に変わりはありませんが、作業を楽しんでいる自分に驚いています。笑
それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら次回は上塗りに入ります。
もうしばらくお待ちくださいね。
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