こちらは、MAZDA GHアテンザ フロントグリルになります。
前回の作業では、メッキパーツのブラックメッキ塗装を行いました。
フロントグリルベースはマットブラック塗装で承っていますので、これから上塗りを行っていきます。
上の写真は、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行っているところになります。
足づけは一般塗装の初手でして、足づけ剤には脱脂剤や研磨剤、発泡剤などが含まれていて、汚れや油分を取り除きながら細かなキズをつけています。
足づけ(研磨)が終わったら上塗り用のセッティングをします。(上の写真)
セッティングが終わったら上塗り…といきたいところですが、フロントグリルベースの材質は軟質系プラスチック(ポリプロピレン製)でして、ダイレクトに上塗りを行うと塗膜が剥がれてしまいます。
なので、下塗り剤のプラスチック専用プライマーを塗装しておきます。(上の写真)
なので、下塗り剤のプラスチック専用プライマーを塗装しておきます。(上の写真)
右の写真はウラ面になります。
塗膜はキワから剥がれてしまう場合があるので、ウラ面にもプラスチック専用プライマーを吹き付けてあります。
さて、プラスチック専用プライマーが乾燥しましたので、ベースカラー→クリヤーコートと上塗りを行います。(右の写真)
オーダーいただいた色はソリッドブラックになります。
上の写真はトップコート直後になります。
当店の艶消し仕様は、クリヤーベースにフラットベース(艶消し剤)を添加して行っています。
塗装直後はクリヤーベースのツヤ感が前面に押し出されるため、全艶有りっぽく写ってしまいます。
熱乾燥を行うと、徐々にツヤが引けていきますのでご安心くださいませ。汗
塗装直後はクリヤーベースのツヤ感が前面に押し出されるため、全艶有りっぽく写ってしまいます。
熱乾燥を行うと、徐々にツヤが引けていきますのでご安心くださいませ。汗
それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、メッキパーツを取り付けて完成になります。
もうしばらくお待ちくださいね。