こちらは水圧転写でご依頼いただいている、HONDA バイク 外装パーツです。前回の作業では、下地剤を塗装しました。下地剤の乾燥が終わりましたので、これから水圧転写に入ります。
塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)が終わったら、水圧転写のベースカラー用のセッティングをします。(左の写真)
セッティングが終わったらベースカラーを塗装します。(右の写真)
オーダーいただいた色はソリッドブラックになります。
ソリッドブラックは、クロマックス塗料のジェットブラック(原色コード:Am5)を使用しています。
ベースカラーの塗装が終わったら塗膜を乾燥させます。
さて、ベースカラーの乾燥が終わりましたので水圧転写に入ります。
オーダーいただいた柄は、綾織りシルバーカーボン柄になります。
上の写真は、水面に転写フィルムを浮かべたモノになります。
水面に転写フィルムを浮かべて一定時間が経過したら、転写フィルムに結合剤(溶剤)を塗布して水圧転写を行います。
イイ感じです。笑
こちらもイイ感じです。笑
ところで、上の写真のパーツは車両の左右に取り付けられるそうなんですき、ご依頼品が小さかったので、カーボン柄の目の向きを左右対称になるよう水圧転写を行わせていただきました。よ〜くご覧になっていただくと分かるかなと思います。
ちなみにカーボン柄の目の向きを左右対称に行えるのは、ご依頼品の大きさが450mm×450mmぐらいまでとなります。詳しくはお問い合わせくださいませ。
それでは、作業は中塗りクリヤーコートまで終わっています。塗膜の乾燥が終わりましたら、次回は上塗りクリヤーコートに入ります。ご依頼ではカラークリヤー塗装も承っていましたね。もうしばらくお待ちくださいませ。