こちらはメガネです。前回の作業では、水圧転写用のベースカラーを塗装させていただきました。塗膜の乾燥が終わりましたので、これから水圧転写を行っていきます。
上の写真は、オーダーいただいたマーブル柄になります。
写真で見る限りでは柄がないように見えますね。汗
マーブル柄の転写フィルムは薄く印刷されているのが特徴でして、広い面積でしたら柄がはっきり出ますが、小さい面積では柄がはっきり出ません。お客様からは、なるべく柄が出るところで水圧転写を行って欲しいとご依頼いただいていますが、1回の水圧転写では限界があるかなと思います。汗
そこで、今回は水圧転写を2回行って、マーブル柄の色合いを濃くしていこうかなと思います。
それでは、1回目の水圧転写を行います。(上の写真)
なるべくマーブル柄の濃いところで水圧転写を行ってみましたが、部分的に白が強すぎてしまうところがありました。マーブル柄と白の割合は、3:7で白の方が強いといったところかなと思います。ちなみに写真ではマーブル柄が出ているように見えますが、肉眼ではほぼ白に見えます。苦笑
1回目の水圧転写が終わったら、水でよく洗浄を行って乾燥させます。
さて、乾燥が終わりましたので2回目の水圧転写を行います。
左の写真は、1回目の水圧転写後になります。
右の写真は、2回目の水圧転写後になります。
写真では分かりづらいかもしれませんが、マーブル柄の色合いが少し濃くなっています。マーブル柄と白の割合は、8:2でマーブル柄の方が強いといったところかなと思います。このくらいの濃さでしたら良さそうですね。笑
水圧転写が終わったら、中塗りクリヤーコートを行います。(上の写真)
イイ感じです。笑
それでは、塗膜の乾燥が終わりましたら、上塗りクリヤーコートを行って完成となります。もうしばらくお待ちくださいね。