2018年10月31日水曜日
HONDA CR-V 内外装パーツ Vol.3
こちらは、HONDA CR-V 内外装パーツです。前回の作業では、フロントメッキグリルとドアメッキモールをブラックメッキ調に塗装させていただきました。
今回は、バックドアに取り付けられるメッキガーニッシュとメッキモールをブラックメッキ調に塗装していきます。
まずは、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)
セッティングが終わったら、メッキ専用の密着剤を塗布して上塗りします。(右の写真)
オーダーいただいた色はアントブラックになります。
カラーリング濃度はダークで承っています。
イイ感じです。笑
暗い闇に沈んだ底から浮かび上がる微かな光…なんとも言えないですね。笑
それでは、ブラックメッキ塗装でご依頼いただいたパーツの施工がすべて終わりました。次回は、水圧転写でご依頼いただいているパーツの施工に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
2018年10月30日火曜日
HONDA CR-V 内外装パーツ Vol.2
こちらは、HONDA CR-V 内外装パーツです。前回の作業では、フロントメッキグリルをブラックメッキ塗装で加飾させていただきました。
今回は、ドアの外装に取り付けられるメッキモールをブラックメッキ調に塗装していきます。
まずは、上塗り前のセッティングを行います。(左の写真)
セッティングが終わったら、密着剤を使用してメッキ表面処理を行います。
前回の作業でも書きましたが、メッキ感を生かして行うブラックメッキ塗装は、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)が行えません。キズをつけてしまうと、そのキズがそのまま残ってしまいます。なので、透明な密着剤を使って、上塗り塗料との密着を図っています、
密着剤を塗布したら、ブラックメッキ塗装を行います。(右の写真)
オーダーいただいた色はアントブラックになります。
カラーリング濃度はダーク仕様になります。
イイ感じです。笑
それでは、前回のフロントメッキグリルと今回のドアメッキモールのブラックメッキ塗装が終わりましたので、次回は残りのブラックメッキ塗装に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
2018年10月29日月曜日
HONDA CR-V 内外装パーツ Vol.1
HONDA CR-V 内外装パーツの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。
🔸ご依頼内容
◯外装メッキパーツ(左の写真)
🔹ブラックメッキ塗装
・カラー:アントブラック
・カラーリング濃度:ダーク
・メッキ表面処理:密着剤
◯内装パーツ(右の写真)
🔹水圧転写
・ベースカラー:ソリッドブラック
・転写フィルム:綾織りシルバーカーボン柄
・カラークリヤー塗装:アントブラック
・トップコート:艶消し仕上げ
🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング
となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
それでは、作業に入らせていただきますね。
まずは、ブラックメッキ塗装を行っていきます。
今回、ブラックメッキ塗装のご依頼点数が大小含めて12点になります。12点まとめて施工も考えましたが、一度にまとめて施工してしまうと私の集中力が保ちません。苦笑
なので、分割して施工していこうかなと思います。
今回施工していくのは、フロントメッキグリルになります。(上の写真)
パーツの脱脂を行ったら、上塗り用のセッティングをします。(左の写真)
セッティングが終わったら上塗りなんですが、ブラックメッキ塗装の場合は、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)が行えません。(ついたキズはそのまま残ってしまいます)
なので、上塗り塗料との密着を図るため、上塗り前に透明な密着剤(溶剤)を塗布しておきます。
密着剤(溶剤)を塗布したらカラーリングを行います。(右の写真)
オーダーいただいた色はアントブラックになります。
アントブラックの色味はブラック系の中でも標準ブラックになります。
カラーリング濃度はダークで承っています。
イイ感じです。笑
右の写真は、ノーマルメッキと比較したモノになります。
ブラックメッキ塗装で使用している塗料なんですが、隠蔽力が低い塗料を透明なクリヤーベースに数パーセント配合してカラーリングを行っています。なので、塗り重ねを行っても、下地が染まりにくい仕様になっています。
ところで、今回はダーク仕様のため真っ黒に近い色合いになりますが、それでもちゃんとメッキ感は残っているんですよね。光が射すと、暗闇の中から微かな光を感じることが出来ます。わずかではありますが、力強く、たくましく放つ【微かな光】、私はこれを【希望の光】と呼んでいます。笑
それにしても、ソリッドブラックでは表現出来ないツヤ感ですね。
奥ゆかしさを感じます。。
それでは、今回はフロントグリルのみを施工させていただきました。次回は残りのブラックメッキ塗装に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
2018年10月19日金曜日
HARLEY-DAVIDSON XL1200X フューエルタンク Vol.4
2018年10月17日水曜日
HARLEY-DAVIDSON XL1200X フューエルタンク Vol.3
こちらは、HARLEY-DAVIDSON XL1200X フューエルタンクです。前回の作業ではブラックメッキ調にカラーリングを行なわせていただきました。熱乾燥による塗膜の乾燥がおわりましたので、これからクリヤーオーバーコートを行なっていきます。
塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行なったら、上塗り用のセッティングを行ないます。(左の写真)
セッティングが終わったらクリヤーオーバーコートに入りますが、その前に、クリヤーオーバーコートで使用するクリヤーベースをご紹介させていただきます。
クリヤーオーバーコートで使用するクリヤーベースは、クロマックス塗料の【3800S】になります。【3800S】は、クロマックス塗料の中でも優れた耐擦傷性を持っています。また肉持ち感も良く、通常のクリヤーベースの膜厚が50〜60μに対して、【3800S】の膜厚は45〜80μと幅広い塗膜の厚みを形成することが出来ます。
当店では、ピアノブラック仕様やクリヤーオーバーコートでご依頼いただいた場合に使用しています。
さて、上の写真はクリヤーオーバーコート後になります。
イイ感じです。笑
ところで、オーバークリヤーコート後のツヤ感が分かるようにアップの撮影を試みたんですが、カメラの都合上、アップにするとヴィオラブラックの赤青味が写りませんでしたので、少し引き気味に撮影してあります。現物はなめらかなツヤ感に仕上がっていますのでご安心くださいませ。汗
それでは、塗膜が硬化したら完成となります。もうしばらくお待ちくださいませ。
2018年10月16日火曜日
DAIHATSU ミラ スイッチパネル Vol.3
2018年10月15日月曜日
HARLEY-DAVIDSON XL1200X フューエルタンク Vol.2
こちらは、HARLEY-DAVIDSON XL1200X フューエルタンクです。前回の作業では、透明なクリヤーベースを使って下地を作らせていただきました。下地用のクリヤーベースの乾燥が終わりましたので、これからブラックメッキ調にカラーリングを行なっていきます。
まずは、下地用のクリヤーベースをサンディングします。(上の写真)
ブラックメッキ塗装はメッキ感を生かしてカラーリングを行ないますので、メッキをキズつけてしまうと、そのキズがそのまま表れてしまいます。なので、メッキまで到達しないようにサンディングしていきます。
上の写真はサンディング後です。
何とかメッキをキズつけずに済みました。汗
サンディングが終わったらカラーリングをしていきます。(右の写真)
オーダーいただいた色はヴィオラブラックになります。
カラーリング濃度はダーク仕様で承っています。
ヴィオラブラックの色味は赤青味のあるブラックになります。
ところで、塗装用語で【吹きムラ】ってご存知でしょうか?
吹きムラの原因はスプレーガンの設定や運行速度、運行パターンなとが大半を占めていますが、エアの供給も関係しています。
エア式のスプレーガンの場合、エアの圧力で塗料を飛散していますが、エア圧が一定ではなく、息つぎをしています。手でグーとパーを繰り返してみてください。グーは塗料が飛散していない状態で、パーは塗料が飛散している状態になります。これをスプレーガンに見立てて塗装と同じようにスプレーガンのように運行すると、塗料が飛散しているところと飛散していないところが出てきます。この飛散しているところしていないところの差が、吹きムラになる原因に繋がります。特に、ブラックメッキ塗装の場合は、白いメッキを透かしながら黒を薄く着色していきますので吹きムラ率は高いです。汗
ただ、吹きムラを軽減することが出来ます。
通常のスプレーガンの運行パターンは左から右が一般的かなと思いますが、私の場合なんですが、スプレーガンを運行する際に同じ場所を通らないようにしています。例えば、スプレーガンを左→右と運行したら、次の運行パターンを斜め左上→斜め右下、その次は斜め右上→斜め左下…とスプレーガンを常にクロスさせるようにしています。
ちなみになんですが、吹きムラは面積が広くなればなるほど発生率が高くなるので、このやり方は自動車を補修していた頃によく行なっていました。自補の場合はボンネットやルーフ、側面など広い範囲の塗装が多いですからね。今は小物が主流になりましたのでクロス作業の機会はめっきり減りましが、今回のようなブラックメッキ塗装でフューエルタンククラスの場合はクロス作業を使っています。
ちなみのちなみになんですが、今回も吹きムラのためにクロス作業を行ないましたが、完全に吹きムラがない!といったことではありません。あくまでも吹きムラが軽減された…といったニュアンスになります。汗
それにしても、イイ感じです。笑
ヴィオラブラックは個人的に好きな色です。笑
ところで、写真ではヴィオラブラックの良さが写っていませんが(苦笑)、現物はもっと赤青味のあるブラックメッキ調になっていますのでご安心くださいませ。汗
写真はスマホで撮影しているんですが、赤目補正の問題なのか、赤味をしっかり捉えることが出来ませんでした。苦笑
それでは、ご依頼ではクリヤーオーバーコートも承っていましたね。熱乾燥にて塗膜が完全硬化しましたら、次回はクリヤーオーバーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
2018年10月13日土曜日
HARLEY-DAVIDSON XL1200X フューエルタンク Vol.1
HARLEY-DAVIDSON XL1200X フューエルタンクの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。
🔸ご依頼内容
🔹ブラックメッキ塗装
・カラー:ヴィオラブラック
・カラーリング濃度:ダーク
・メッキ表面処理:密着剤
・クリヤーオーバーコート:ブラックメッキ塗装後に再度クリヤーコート
🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング
となります。
この度は当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、それでは作業に入らせていただきますが、その前にご依頼の経緯に関してご紹介させていただきます。
ご依頼品はクロームメッキ加工がなされていますが、こちらはお客様が業者さんにお願いされたそうです。そこで、さらなる高みをとご考案されて当店をご利用いただきました。
お客様にはご来店いただいて打ち合わせをさせていただきましたが、お客様からは、クロームメッキ表面に指で当たる僅かな突起が気になると仰られていました。私も拝見させていただいたところ、ツブツブした突起物を感じました。そこで、本来ならダイレクトにカラーリングを行なうところ、今回はカラーリング前に透明なクリヤーベースを使って下地を作っていきたいと思います。
手順と致しましては…
①透明なクリヤーベースを塗装
②熱乾燥にて塗膜を完全硬化
③サンディングして表面をフラット仕上げ
④カラーリング
となります。
今回、透明なクリヤーベースで下地を作っていきますが、突起物の対策以外にも理由があるんですよね。例えば、クロームメッキの質にもよりますが、クロームメッキの表面って微細な穴(巣穴)が空いている場合があるんです。ブラックメッキ塗装でメッキに巣穴がある場合はパテづけが行えないので、塗料を使って埋めなくてはなりません。ただ、ブラックメッキ塗装の場合はメッキを生かしてカラーリングを行なうので、巣穴を埋めるためにピンポイントで塗装してしまうとそこだけ色が濃くなってしまいます。なので、透明なクリヤーベースを使います。透明なクリヤーベースでしたらコート回数でも色の変化がないので、万が一巣穴があってたとしても対処出来ますからね。
さてさて、それでは透明なクリヤーベースを使って下地を作っていきます。
ブラックメッキ塗装は足づけ(研磨)が行えませんので、密着剤(溶剤)を塗装してメッキ表面の処理を行ないます。
密着剤を塗装したら透明なクリヤーベースを塗装します。(上の写真)
ところで、クロームメッキの巣穴について書きましたが、自転車なんかでクロームメッキ処理がされているパーツが赤サビ色に変わってしまうことがあります。アレはサビなんですが、クロームメッキがサビているワケではないんですよね。サビの原因は、ベースとなる鋼板なんです。鋼板の赤サビがクロームメッキの巣穴をツタって露わになっているんです。ということは、クロームメッキには巣穴が存在しているってことなんでしょうね。。
ちなみにですが、ご依頼品にも巣穴がございました。
透明なクリヤーベースを塗装しておいて良かったです。笑
これがカラーリング中に気づいてたらと思うと…ゾッとします…苦笑
それでは、透明なクリヤーベースが乾燥したら、次回はカラーリングに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
2018年10月12日金曜日
DAIHATSU ミラ スイッチパネル Vol.2
こちらは、DAIHATSU ミラ スイッチパネルです。前回の作業では、水圧転写を行わせていただきました。水圧転写後の中塗りクリヤーの乾燥が終わりましたので、これから上塗りクリヤーコートに入ります。上塗りクリヤーコートでは、カラークリヤーの塗装も承っています。
まずは、塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行ないます。(左の写真)
足づけ(研磨)が終わったらカラークリヤーを塗装します。(右の写真)
オーダーいただいた色はベルベットブラックになります。
ベルベットブラックの色味なんですが、ブラック系の中でも茶系のブラックといったところになります。
左の写真は、ノーマルタイプ(ブラックベース+綾織りシルバーカーボン柄)と比較したモノになります。ノーマルタイプの雰囲気も良いですが、水圧転写後にカラークリヤーコートを行なうと雰囲気がガラッと変わりますね。笑
ところで、カラークリヤーの塗装後って透明なクリヤーベースを塗装しているのはご存知でしょうか?
透明なクリヤーベースを塗装する理由なんですが、カラークリヤーの塗装で終えてしまうと塗膜表面は色が剥き出し状態と同じになります。剥き出しになった色は、色ヌケや色ヤケといった症状を引き起こす原因に繋がりますので、カラークリヤーの色を保護する意味合いで、透明なクリヤーベースを塗装しています。
ちなみにですが、写真ではその違いが分からないかなと思いますで、ブログでは割愛しています。汗
それにしても、テロテロですね。(右の写真)
イイ感じです。笑
それでは、上塗りクリヤーが乾燥したら完成になります。もうしばらくお待ちくださいね。
2018年10月11日木曜日
DAIHATSU ミラ スイッチパネル Vol.1
DAIHATSU ミラ スイッチパネルの加工依頼を承りました。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。
🔸ご依頼内容
🔹水圧転写
・転写フィルム:綾織りシルバーカーボン柄
・ベースカラー:ソリッドブラック
・カラークリヤー:ベルベットブラック
🔹メンテナンス
・ガラスコーティング
・ポリマーコーティング
となります。
ところで、こちらのお客様は当店を何度もご利用いただいている方なんです。前回の作業風景もブログでご紹介させていただきました。
🔸作業ブログ
🔹タイトル:DAIHATSU ミラ センターコンソール
🔹掲載日:2018年9月5日〜9月18日
みなさんも是非ご覧になってみてください。
それでは、この度も当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、それでは作業に入らせていただきますね。汗
塗料のノリを良くするための足づけ(研磨)を行なったら、水圧転写のベースカラーを塗装します。(右の写真)
ご依頼いただいたベースカラーはソリッドブラックになります。ソリッドブラックは、クロマックス塗料のジェットブラック(原色コード:Am5)を使っています。
ベースカラーの塗装後に乾燥を行なったら水圧転写に入ります。
オーダーいただいた柄は綾織りシルバーカーボンになります。
上の写真は水面に転写フィルムを浮かべたモノになります。
水面に転写フィルムを浮かべて一定時間が経過したら、結合剤(溶剤)を転写フィルムに塗布して水圧転写を行ないます。
上の写真は水圧転写後になります。
イイ感じです。笑
ところで、こちらのお客様は何度も当店をご利用いただいていますが、そのどれもが今回と同じ仕様になります。お客様からは装着後の写真をいただきましたが、【株式会社ひきだ】で溢れかえっておりました。笑
こうして長きにわたりご愛顧いただけることは、この上ない喜びです。今回もしっかり努めさせていただきますね。
それでは、作業は中塗りクリヤーコートまで終わっておりますので、中塗りクリヤーの乾燥が終わったら、次回は上塗りクリヤーコート(カラークリヤーコート)に入ります。もうしばらくお待ちくださいね。
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