2017年12月25日月曜日

DAIHATSU コペン エンジンカバーとドアハンドルカバー Vol.5

 

こちらはDAIHATSU コペン エンジンカバーです。
前回、紺色のロゴ入れまで終わりましたので、メイン色を塗装していきます。
オーダーいただいた色はソリッドの黄色です。
色はもともとオーナー様のお車に黄色のタワーバーが装着されていたんですが、それと同じ黄色が良いとのことでした。ただ、さすがにタワーバーを外して調色はどうかなと、たくさんあるカラーサンプルの中から近似色をお選びいただきました。右の写真はお選びいただいたカラーサンプルです。【近似色】と書きましたが、ご来店時に私も立会わせていただいて色を確認しましたが、ほぼタワーバーと同色かなと思います。

 

それでは上塗りしていきますが、黄色は隠蔽性が低いので、まずは下塗りの白で隠蔽させます。
右の写真は下塗りをサッと塗装したモノです。
あれ?ロゴは?…と思いますよね?汗
前回の作業でも書きましたが、浮き上がっていたり窪んでいるロゴはマスキングがやりづらく、塗膜の見切りがガダガタに汚くなってしまうことがあるんです。なので、今回はマスキングをしないでロゴを残していきます。

 

さて、どうやってロゴを残すかですが、それは下塗りの塗装後に低溶剤のシンナーでロゴ面を拭き取ってしまうんです。(左の写真)
拭き取ってしまうと紺色も溶けててしまいそうなイメージですが、実は紺色は2液塗料といって硬化剤を入れた塗膜にしておきました。2液塗膜は普通の塗膜と同等の耐容剤性があるので、低溶剤のシンナーぐらいなら溶けることはないです。ただ、ガッツリ塗膜を乗せてから拭き取るとロゴのキワがガダガタになるので、薄く1コートしてはサッと拭き取る、薄く1コートしては拭き取る、と隠蔽するまで繰り返します。他にもやり方はあるんだろうなと思いますが、今回はこのやり方にさせていただきました。汗

 

下塗りで隠蔽させたらメイン色を塗装します。
メイン色を塗装中もロゴ面は1コートずつ拭き取っています。汗

 

さて、メイン色を塗装したらクリヤーコートします。
ロゴ面がくっきり浮き上がっていいカンジです。笑
右の写真はカラーサンプルと比較したモノですが、色も大丈夫そうですね。笑


それでは、クリヤーコートの乾燥が終わったらエンジンカバー本体は完成となります。まだ【OIL】のロゴ入れが残っていますので、乾燥が終わりましたら引き続き作業を進めさせていただきます。もうしばらくお待ちくださいね。

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