こちらは、SUZUKI アルトワークス フロントグリルです。前回の作業では、ゲルコート仕上げになっているウェットカーボンの巣穴を、クリヤーコートで埋めさせていただきました。クリヤー層の芯乾燥が終わりましたので、引き続き作業を進めさせていただきます。
右の写真の蛍光灯が反射しているところに、プチッとしたクレーターらしきモノがあるのが分かりますか?
このクレーターらしきモノは巣穴があったところなんですが、クリヤーの溶剤分が乾燥の熱で揮発して、塗膜がヤセて巣穴の形状に合わせて凹んでしまっているんです。これを、サンディングでフラットにして、再度クリヤーコートをしていきます。
ちなみに巣穴は埋まっていますのでご安心ください。汗
左の写真は軽くサンディングしたモノになります。白っぽくなっているところは、サンディングペーパーが当たったところなんですが、よ〜く見てみると、小さな点がチラホラ見えますね。これは、巣穴の凹みで、サンディングでキズがつけられていない無垢のクリヤー層になります。今回、塗膜をフラットにしなければいけないので、このままですと巣穴の凹みが残ってしまいます。なので、凹みの一番低いところを最低値に設定して、サンディングを進めます。目標は、全体が白っぽくなるイメージです。
右の写真はサンディング後です。
スッキリしましたね。笑
フラットになった証拠になります。
サンディングが終わったらクリヤーコートをします。
テロテロです。笑
巣穴の凹みもスッキリしていますよ。笑
それでは、クリヤーコートの乾燥が終わったら、フロントグリルは完成になります。リアルーフスポイラーの進行状況は、ここでは書ききれませんでしたので、ページを追加してご紹介させていただきますね。汗