こちらはHONDA オデッセイ 外装パーツです。
サーフェーサーの乾燥が終わりましたので、塗装でご依頼いただいているパーツの上塗りに入ります。
右の写真は色見本なんですが、実はご依頼いただいた後に色見本を作成してオーナー様に色をご確認いただいていました。色見本は4色を作成して、それぞれにツヤ有りタイプとツヤ消しタイプを作成して、全部で8通りとなっています。こちらの色見本の中には、オーナー様のイメージをお聞きして作成したモノや、色には比較対象がないと決めづらいかな?と私なりにアレンジしたモノがあります。私がアレンジした色は、オーナー様のお車の外観やお話していてなんとなくこんなイメージ?みたいなカンジ…ってそんなマジメな話ではなく、ただ単に遊び感覚で作成させていただきました。笑
オーナー様からは私のアレンジした色も選んでいただきましたね。ホントに良いんでしょうか?汗
それでは、色見本から選んでいただきましたので、サーフェーサーをサンディングしたら上塗りに入ります。オーダーいただいた色はパールグレーのマット(ツヤ消し)仕様です。これを色が染まるまで塗装します。(右の写真)
こちらのパールグレーは、ブラックを基調にホワイトパールとバイオレットパールで構成しています。配合量は、通常のガンメタよりもパール系を増やしているので、明るめのガンメタ系といったところですかね。ただ、メタリックが主流のガンメタに比べると、パールに変換しているため、しっとりとしたシルキーな色になっています。
ベースカラーの乾燥が終わったら、クリヤーコートに入ります。ご依頼ではマット(ツヤ消し)仕様ですので、クリヤーベースにフラットベース(ツヤ消し剤)を添加してコーティングします。フラットベースの添加率は80%です。ツヤ消し仕様はクリヤーコートで行うのですが、塗装した直後は左の写真のようにツヤが出ます。ここから溶剤が揮発していくと右の写真のようにツヤが消えていきます。あら不思議?笑
それでは、乾燥が終わったらこちらは完成となります。次回も塗装でご依頼いただいているパーツの作業を進めさせていただきます。もうしばらくお待ちくださいませ。