2017年11月1日水曜日

TOYOTA 70スープラ パーツ類 Vol.3



こちらはTOYOTA 70スープラ パーツ類です。
ベースカラーの乾燥が終わりましたので水圧転写に入ります。

右の写真はエアクリーナーサクションパイプです。
サクションパイプは円柱になっているので、一度の水圧転写では柄をキレイにつけることがむずかしくなります。なので、片面ずつマスキングをして水圧転写していきます。ただ、片面ずつ水圧転写すると見切りした際につなぎ目が出来てしまいます。つなぎ目がついてしまうのは仕方ないことなんですが、なるべく取り付け後につなぎ目が見えることは避けたいかなと思います。なので、敢えて円の中心から少しズラしてマスキングしました。サクションパイプはエンジンルームに取り付けされるので、円を6:4の割合でマスキングして6が上面になれば、おそらくつなぎ目が見えづらい位置になるかなと思います。
って言って、取り付け後につなぎ目が見えてしまったらすみません。汗

ちなみに今回行う片面転写は、取り付け後には下側になってしまう面になります。

 

それでは水圧転写に入ります。
オーダーいただいた柄は、綾織りシルバーカーボン柄です。
左の写真は水面に転写フィルムを浮かべているモノです。
転写フィルムを浮かべて数分経ったら結合剤(シンナー)を塗布してパーツを上から沈めていきます。
右の写真は水圧転写後です。
キレイに柄がついてます。笑
サクションパイプの片面の水圧転写が終わりましたので一旦乾燥させておきます。もう片面までしばらくお待ちください。

 

サクションパイプを乾燥しているウチにカウルトップルーバーを仕上げていきます。
こちらも水圧転写でご依頼いただいています。
メッシュ地はカーボン柄がはっきりは見えませんが、塗装では表現できない独特な色合いですね。オーナー様も塗装か水圧転写でかなり悩まれていましたが、個人的にはアリかなと思いますよ。笑

 

さて、カウルトップルーバーの水圧転写が終わるや否や、サクションパイプの乾燥が終わりました。汗
もう片面の水圧転写に入ります。
マスキングは先ほど見切った境目ギリギリにしています。(右の写真)

 

マスキングが終わったら水圧転写をします。(左の写真)
絶妙です。笑
円柱のカーボン仕様はカッコイイですね。

ところで、右の写真は水圧転写後にマスキングを剥がしたモノなんですが、サクションパイプのセンターにつなぎ目があるのが分かりますか?
水圧転写のつなぎ目の柄はほとんど揃また試しがないんですよね。なるべく揃うように気を配ってはいるんですが…汗
やはり、つなぎ目の位置を変えて正解かもしれませんね。ただ、取り付け後に見えてしまう可能性もございますが…見えづらくなることを祈ります。汗

さて、作業はこの後の中塗りクリヤーコートまで終わっています。ご依頼ではカラークリヤーの塗装も承っていますので、乾燥が終わりましたら引き続き作業を進めさせていただきますね。もうしばらくお待ちくださいませ。

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