こちらはTOYOTA クルーガー 内装パーツです。
先日ブログで【もうひとつ作業が残っている】とお話させていただきました。
右の写真は施工前のモノなんですが、メッキシートが貼り付けてあるのが分かりますか?
こちらはクリヤーコートの中に貼り付けてあるんですが、当初は【マスキングをして施工して欲しい】とオーナー様からのご要望でした。ただ、メッキシートをマスキングして水圧転写するとメッキシートのキワに塗膜の段差がかなりついてしまうんですよね。特に水圧転写後に色づけを行う予定でしたので、さらに塗膜が厚くなってしまうかなと思いました。そこで、一旦メッキシートは潰して最後に再現する方がキレイになるかなとオーナー様にご相談させていただきました。オーナー様からは快諾していただきましたね。ありがとうございます。汗
それでは、これからメッキシートを貼り付けてクリヤーコートをしていきます。ちなみにメッキシートは施工前にサイズを測って作成済みです。
左の写真は事前に作成したおいたメッキシートです。
メッキシートは手でカットするとカット面がガタガタになるので機械でカットしてあります。
メッキシートの貼り付け位置は事前に寸法を測っておきましたので、それを元に同じ位置に貼り付けていきます。(右の写真)
施工したパネルがシラっちゃけていますが、この後のクリヤーコートするための足付けでそうなっています。
メッキシートを貼り付けたらクリヤーコートします。(右の写真)
無事に元どおりになりましたね。笑
ところで、メッキシートを貼り付けてからいきなりクリヤーコートしているように見えますが、貼り付けてから6時間以上は開けています。なんとなくですが、貼り付け後ってシートが収縮するイメージがあるんですよね。クリヤーコート後に収縮されたらやり直しになるので、貼り付けてから時間を開けてクリヤーコートをしています。ちなみにシートの収縮に関しては全く根拠がありません。ただなんとなくそう思うだけです。汗
それでは、クリヤーコートの乾燥が終わりましたらいよいよ完成となります。大変お待たせしていますね。もうしばらくお待ちくださいませ。