こちらは、HONDA フィット フォグランプカバーです。前回の作業では、旧塗膜の総剥離と下地剤(サーフェーサー)を塗装させていただきました。これから、水圧転写前のベースカラーの塗装に入らせていただきます。
塗料のノリを良くするための足付け(研磨)が終わったら、水圧転写前のベースカラーを塗装します。(右の写真)
オーダーいただいたベースカラーはソリッドブラックになります。ソリッドブラックはクロマックス塗料のジェットブラック(原色コード:Am5)を使用しています。
ベースカラーの塗装が終わったら乾燥させます。
さて、ベースカラーが乾燥しましたので、これから水圧転写に入ります。オーダーいただいた柄は綾織りシルバーカーボン柄です。
上の写真は水圧転写後です。
イイ感じです。笑
カーボン柄の向きなんですが、お客様よりご指定をいただきました。その内容は…
◯カーボン柄の向き
・左の写真(運転席側のパーツ)→左上から右下
・右の写真(助手席側のパーツ)→右上から左下
といった内容です。
たまたまご依頼品が小さかったので、なんとか左右対象に出来たかなと思います。笑
ひとつ残念なお知らせがございます。汗
写真では見づらいかもしれませんが、パーツの窪んだ箇所に柄が付きませんでした。水圧転写の弱点とでも言いましょうか、窪んだ箇所は空気が溜まるので柄が付かないんですよね。お客様には事前にご承諾いただきましたが、出来ることならしっかり柄が付いていた方が良いですよね。で、いろいろ考えたんですが…一応、分かりづらいところになるようにしたつもりです。大変申し訳ございません。
それでは、作業は中塗りクリヤーコートまで終わっています。乾燥が終わりましたら上塗りクリヤーコートに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。