2018年7月17日火曜日

HONDA フィット フォグランプカバー Vol.1


ご紹介が遅くなりましたが、HONDA フィット フォグランプカバーの加工依頼を承っています。ご依頼内容をまとめましたのでご紹介させていただきます。

🔸ご依頼内容
🔹水圧転写
・ベースカラー:ソリッドブラック
・転写フィルム:綾織りシルバーカーボン柄
・カラークリヤー:ベルベットブラック

🔹下地作業
・旧塗膜剥離
・下地剤(サーフェーサー)

となります。
この度は当店をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。

それでは、作業に入らせていただきますね。

 

今回、お客様がご来店されましたので、ご依頼品に関してお伺いさせていただきました。フォグランプカバーはオークションでご購入されたそうで、もともとマットブラック塗装が施されていたようです。ちなみに材質はFRP製です。【オークション品】、【マットブラック】と聞いて、私の中でザワザワと胸騒ぎが…そこで、お客様の立ち会いのもと、塗膜の耐久テストをさせていただきました。

右の写真は低溶剤のシンナーで擦ったモノです。軽く擦った程度で塗膜が溶解してしまいました。おそらく、缶スプレーを使用して塗装されたのではないかなと思います。この上から施工しても塗膜の耐久性が低いままかなと思いましたので、お客様に旧塗膜の総剥離をご提案させていただきました。お客様からはご快諾いただきましたね。

下地作業では、旧塗膜の総剥離をしていきます。

 

で、こちらが旧塗膜の剥離後…っていきなり剥離後ですみません…汗
夢中になりすぎて撮影を忘れてしまいました。大変失礼致しました。苦笑

ところで、先ほど耐久テストをした写真の中に、溶剤で溶けた黒の下に白が見えていました。剥離中に気づいたんですが、アレは下地剤のサーフェーサーではないかなと思います。おそらく、FRP製品の上に下地剤のサーフェーサーを塗装して、その上にマットブラック塗装をされたのかなと。。ちなみにサーフェーサーも溶剤で溶けてしまいましたので、おそらく缶スプレーを使用したのではないかなと思います。

それにしても、旧塗膜がキレイに剥離出来たので一安心ですね。笑

 

さて、旧塗膜の総剥離が終わったら、下地剤(サーフェーサー)を塗装します。(右の写真)
サーフェーサーの色なんですが、この後の水圧転写のベースカラーはソリッドブラックで承っていますので、ブラックタイプを使用しています。

それでは、下地作業が終わりましたので、次回は水圧転写前のベースカラーに入ります。もうしばらくお待ちくださいね。

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